野党に期待されること

今回の参議院選挙で与野党が逆転した一番の効果は野党が国政調査権を有効に使えるようになった事である。

今までは・・・

野党が国政調査権を提案→委員会否決→税金や保険料の使途が解明されない、の繰り返しだった。
民主党を中心にした野党はこの伝家の宝刀を使って自民党と官僚組織が結託した伏魔殿の中身を詳細に有権者に公開してほしい。
特に社民党や共産党を支持する護憲派の中にシニカルな態度を取る人もいるが、私は国政調査権を野党が手に入れた事が今回の選挙結果の最大の功績だと思う。そこは素直に評価したい。(私自身、消え行く運命にありそうな社民党に比例区では投票したのだが)

 国政調査権で解明してほしい事
① グリーンピア南紀をはじめとした、瑕疵された年金原資の総額と金の流れ
② 2003年以降のイラクへの自衛隊派遣に掛かった対米追従の金の流れと総額
③ 道路公団民営化後のファミリー企業への金の流れ、天下りの有無、天下り官僚に支払れた報酬
④ 竹中平蔵の住民税逃れ疑惑の真偽、並びにりそな銀行への公的資金投入のタイミングの是非
⑤ アメリカ財務省証券の購入量、タイミング、時価の正当な評価、ユーロとの比較


【追記】参議院選挙が終わるまで、人気ブログランキングに登録しましたが、本日をもちまして登録をはずしました。いままでクリックしてくださった方々には深く感謝します。ありがとうございました。
 
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とくらさん、ありがとう。お疲れ様。

参議院選挙の結果は与党の惨敗に終わった。報道各社の予想でいくら野党有利と言われても、蓋を開けてみるまでは分からないと心配していたので、うれしいというより、ほっとしているのが私の率直な感想だ。

私は、2年前の9・11選挙の結果を受けて、何とも言えない重苦しさを感じて、2005年、10月にこのブログを始めた。当時は小泉、竹中の新自由主義にこれほど賛同する人間がいるのかと恐怖すら感じたが、今回の選挙結果を受けて少しは世の中がましな方向に向かうのだろうか。
ブログをはじめてから、私自身、他の優秀なブロガーの方の様々な良質な記事にふれて、触発されることも多かったし、自分の能力のなさに嘆息することも多かった。

私がブログを運営するようになってから、他のブロガーの方々と楽しい交流を持てた事は望外の喜びである。その中のひとり、とくらBlogのとくらさんが、昨年民主党の公認候補になり、今回の参議院選挙に出馬する事を知った時は、正直ビックリしたし、心配もした。しかし、彼女は果敢に安倍首相の地元で選挙戦を全力で戦った。結果については私は何も書きたくない。本人が一番悔しさを感じていると思う。

とくらさん、勇気を持って立候補してくれてありがとう。あなたの活動が全国の心あるブロガーの気持ちも奮い立たせたことは間違いない。私自身、過去に何回か、ブログ運営をもうやめようかな、と考えた事もあったが、参議院選挙が終わるまでは、とくらさんも頑張っているのだから、続けようと思ってきた。

とくらさんの勇気と頑張りが今回の参議院選挙での与野党逆転につながったと思う。

とくらさん、ありがとう。そしてお疲れ様。今は一年間、疾走してきた疲れをゆっくりと休んで、癒してください。

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とくらさん、最後までガンバレ and 東京選挙区で共産党の可能性がでてきました 

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07参院選やまぐち:菅・民主党代表代行ら、新人てこ入れ /山口

 民主党は23、24の両日、渡部恒三最高顧問と菅直人代表代行を下関、山口両市に投入し、山口選挙区の新人候補のてこ入れを図った。
菅氏は24日、JR新山口駅前で候補や党県連代表の平岡秀夫衆院議員=比例中国=と街宣車の上で「最も自民党の岩盤の大きな山口県で、ものすごい勢いで追い上げていると聞いている。地方の切り捨てを平気でやってきている今の政治をそのままにするのか、それとも地方を大事にする政治を作っていくのかが問われている」と訴えた。(毎日インタラクティブより)


■東京(改選数5)

 鈴木寛が安定感を増してリード。続いて大河原、保坂、川田が有利な情勢になりつつある。残る1議席をめぐり山口、田村が互角の激しい戦いを繰り広げ、丸川が懸命に追い上げている。杉浦、中村ら、ほかの候補者は伸び悩んでいる。

 鈴木寛は、民主支持層の4割を固め、無党派層の支持も川田に次いで高い。事務・技術職層、製造・サービス従事者層、自営業者層で支持を集めている。

 大河原は民主支持層の3割をまとめた。40代以上の支持が比較的高く、主婦層に浸透をみせている。無党派層にも一定の支持がある。保坂は自民支持層の5割を固めた。無党派層への広がりは見られないものの、自営業者層や、高齢者層からの支持は安定している。川田は無党派層からの支持が3割と、すべての候補者のなかで最も高い。自民、社民各支持層の一部にも食い込み、20代など若年層に支持を広げて情勢は明るくなりつつある。

 山口は公明支持層のほとんどを手堅くまとめているが、それ以外への浸透が今後のかぎだ。田村は共産支持層をほぼ固め、無党派層の支持は鈴木寛と並ぶ。女性からの支持が比較的高い。 (asahi.comより)

山口県と東京都の無党派の心はひとつ!!
さあ、戦略的な行動をしよう!!

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無党派よ、選挙に行こう!

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さて、報道各社の選挙戦序盤情勢の結果が出揃ったが、与党は苦戦を強いられているようだ。しかし、私は全く予断を許さないと思っている。接戦が伝えられる一人区を中心に与党は死に物狂いで巻き返すだろう。その中でも創価学会をはじめとした組織がフル稼働するはずだ。3年前の参議院選挙でも最後の一週間で与党はてこ入れが効いて、敗北を最小限にとどめた。組織に対抗するには無党派層が選挙に行くしかない。もうすでに、期日前投票を済ませた人もいるだろうが、ぜひ今回の参議院選挙では創価学会の組織票を無力化するぐらい無党派の人々が選挙に行って、投票率を上げてほしい。

本来は宮沢政権が終わった時点で55年体制は崩壊し、日本の政治は低成長下でも国民一人一人が安心して暮らせる政治システムを作らなければならなかった。そのためにも自民党は体質を徹底的に変革しなければならなかったが、細川政権の自爆と自社さ政権を経て、いつに間にか、自民党政権が所与のものとなった。この頃から自民党は政権維持のためなら、何でもありの政党となった。

一度下野し、その惨めさを知った現在の自民党は、反省ではなく、欺すことが党のコンセプトになっている。本来なら、その政治思想上では相容れない公明党と連立を長く組む事も騙す手口だし、年金保険料という公金を官僚と一緒になって雲散霧消したのも騙しのテクニックだ。ザル法の政治資金規正法もそうだし、国が本来責任を持って運営しなければならない公的セクターを民営化するのも、騙しだ。震災被害を受けた柏崎原発へのIAEAの査察を最初、政府が断ろうとしたのも、出来ることなら自分たちに都合の悪い情報は隠そうとする力学が働いたからだと思う。

欺される国民は非常に多く、現在のように自分たちの生活が少しずつおかしくなっていくという実感が伴うまで気付かない。この政党、政治家を支持したらどういう結末が待っているのかという「想像力」を充分に働かさないと、日本はますます大変なことになっていく。

無党派よ、選挙に行こう。今度ばかりは騙されるな!選挙に行こう。
全国の無党派よ!立て!

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グローバリズムとは何か

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「もの言う株主」に実刑判決 村上被告ぼうぜん、凍り付く (2007年7月19日 中日新聞夕刊)

「法廷で態度を一変させ、不合理な内容の弁解に終始した。反省は皆無」-。ニッポン放送株のインサイダー取引事件で十九日、村上ファンド前代表の村上世彰被告(47)に懲役二年の実刑判決が言い渡された。強気な姿勢を法廷にも持ち込み、冗舌な“村上節”で最後まで無罪を主張したが、厳しい司法の断罪にぼうぜんとした表情も。二時間以上続いた判決理由の言い渡しの間、「もの言う株主」はじっと目を閉じたまま聞き入っていた。

◆◆◆◆

金を右から左へ動かすだけで巨万の富を築こうとした男が断罪され、いまわの際に「おにぎりを食べたい」と思いながら餓死する男もいる。とかく資本主義の世の中は生きにくい。今回の参議院選をきっかけにして、私たちは、私たちにとってほんとうに有意義な市場社会を形づくらなければならないだろう。村上世彰が行った事はアメリカングローバリズムの雛形である。

【アメリカの金融界にその本性があますところなく顕在化されている資本主義とは、資本の無限増殖を目的として利潤を永続的に追求する経済活動の総称である。資本主義には、イノベーションを通じて発見ないし発明された差異性を媒介として貨幣形態で利潤を生み出していくしか生きる道がない、資本主義は、利潤をあげるために各地域の市場経済の間に存在する価値体系の差異を利用しようとすることで、離れて存在していた地域市場をつなぎ、グローバルな規模へと市場経済化を推進していく。そして貨幣と金融こそが資本主義を成立させる最も重要な基盤である以上、資本主義は、それが鈍化すればするほど不安定化していく。
資本主義の本性は、決して競争ではなく独占にある。資本主義的商人・金融業者たちは、自らが作り上げた取引ネットワークを独占して他のものに利用されないようにするために、したたかな排他的グループを形成する。商人とは、自らが収集した有用情報を独占的に所有して、取引を独占しようとする傾向を常に持つ。端的にいって資本主義とはあくまで「少数者の特権」である。そしてこういう少数者間の関係は、決して匿名性の下での競争ではなく、固有名で結合された談合・強調を基本とする。資本主義の担い手が作り上げて継手している経済組織は、透明性の高い経済的効率性だけを基準としたものではない。このような資本蓄積の力学はエコノミストが信仰しているアダム・スミスの「見えざる手」という市場経済の力学とは明らかに別物なのである。(雑誌『表現者』7月号より)】

村上ファンドなど世界の金融市場の中では小物だった。スティールパートナーズなど、三角合併が解禁された日本で利ざやだけを求める巨大投機屋が跋扈し始めた。民営化される予定の郵貯と簡易保険、日本年金基金を巨大投機屋が見逃すはずがない。与党は外資50%以上の企業からの献金も法改正して受けている。どの政治家がどのような企業から献金をうけているかを調べれば面白い結果が得られるかもしれない。国民が知らぬ間に本来、国民一人一人のものである資産を売り渡すのは国家的インサイダー取引とも言えるだろう。本来なら、政治が国民の資産を防衛するべきだが、竹中、小泉路線以来、逆の方向へ拍車がかかった。アメリカングローバリズムとは「公正な市場」を形成する事ではなく、富の独占をもたらす仕組みである。

【確かに金融は資本の配分と言う機能の一点で貨幣を不可欠な基盤とする市場経済の頭脳であろう。しかし実に当たり前のことであるが、頭脳だけで生きている生物はないように、どんな国民経済も身体なしには生きられることは出来ない。(本文より)】

身体である国民が頂く頭脳にしては、安倍はお粗末極まりない。安倍ではこの生き馬の目を抜く資本主義のグローバリズムに対抗できない。

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