田原総一朗よ、恥を知れ

2007年07月19日 | Weblog
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こちらの田原総一朗の記事があまりにもひどいので晒し上げ。最近、耄碌ぶりがひどい田原だが、官邸仲良し組だから仕方ないか。以下記事より抜粋

【民主党の長妻昭議員が社会保険庁に手をつけたのが去年6月、そして、5000万件以上もの行方不明の年金があると発表したのが今年2月。ところが、安倍首相や塩崎官房長官がこのことを知ったのは6月に入ってからだ。
つまり、社会保険庁は、政府・官邸には何も知らせずに「大丈夫、大丈夫」と言いながら、民主党を中心にした野党、そして週刊誌、新聞に、いかに年金の記録がめちゃくちゃになっているかを、どんどんリークしたのだ。】

長妻議員が厚労省がらみの公金の問題に手をつけていたのはもっと以前からであり、安倍は今回の年金問題は昨年末から、年初にかけて認識していたと発言している。2月の国会で長妻氏の質疑に対して、年金パニックになるような言説は如何なものかと答弁している。安倍も塩崎氏も6月に年金問題を知ったと書いているのは明らかな田原の捏造である。お前はホントにジャーナリストか!恥を知れ!

【どういうことかというと、今度の参議院選挙で自民党が負けて安倍首相が退陣すれば、社会保険庁改革は消えるわけだ。
社会保険庁は自分たちがクビになることを防ぎたいわけだから、安倍政権にダメージを与えるために、いかに社保庁がむちゃくちゃかということを、いわば自爆テロ的にリークしたのだ。】

どこの野党が社会保険庁を今のまま温存すべきと言っているのか。与党の民営化案では一説では50兆とも60兆とも言われる消えた年金原資を追求することに蓋をすることになることを有権者は心配しているし、長妻氏や社民党の保坂氏はそれを問題にしてるのだ。野党の合同調査団がグリーンピアの問題を調べる為に和歌山に赴いたのもその一件だ。政府と官僚組織の合作による公金横領が事の本質であって、社会保険庁が安倍内閣を倒すために自爆テロを起こしたなど、お花畑もいい加減にしろ。社保庁の問題や年金保険料の流用問題は以前から、安倍べったりのみのもんたの朝の番組あたりでもやっていた。それを今更、自爆テロとは、田原お前は馬鹿か!ジャーナリストらしく問題の本質に迫れ。

それが出来ないなら、田原総一朗にジャーナリスト引退を勧告する。



自民党考

2007年07月14日 | Weblog
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私なりの自民党考を。

自民党という政党は良くも悪くもプラグマティズムの集合体だったのだと思う。それを支えたのが、官僚組織とアメリカだった。55年の保守合同以来、中央でお金を集める(税金や保険料や企業献金やアメリカの工作基金)→自分たちの取り分を取る→全国に残りのお金を分配する→お金がある内は(高度成長期、バブル期)分配する原資も潤沢にあった。

以上のような構造の自民党の中で息を潜めていたのが安倍をはじめとする、戦前レジーム派だった。戦前レジーム派(清和会系)の特徴はお金集めをしながらも、お金だけが世の価値観ではないという矛盾した考えを持っていた事だ。教育や憲法など理念型の政策に傾倒するのがその特徴である。宏池会の資金源は、電力、鉄鋼など比較的、筋のいい見返りをあまり求めない、基幹産業だった。基幹産業に関係する国民の層は広く、高度成長期にその恩恵を十分に受けた。田中派は、角栄に代表されるように、分配の仕方が上手く、それ故に選挙において地方で抜群の強さを誇ってきた。

宏池会や田中派が自民党の主流だったときは、親(国)は子どもたち(国民)から薄く広くお金集めをしながら、官僚の力を借りて、その金に付加価値をつけた。それによって国民の支持を得たし、政府がお金を少々中抜きしても許してきた。しかし、国自体が高度成長が終わり、十分にお金を集められないし、分配も出来なくなってきた。

そこで台頭したのが、自己責任論の新自由主義の小泉である。お金集めもしません(実際はしているのだが)、分配もしません、という主張に多くの国民が騙された。自民党の金ズルの財界の主流も修正資本主義から、新自由主義に移り、派遣業やリース業、政治に見返りを求めがちな自動車業界などになった。
お金を分配できなくなった自民党は小泉の後継に新保守主義の安倍を総裁に据えた。なぜなら、分配できない政府が国民の支持を繋ぎ止めるには愛国心に訴えるしかないからである。

上納金は収めなさい。しかし、分配はもうしません。それでも国を愛しなさいという小泉、安倍の流れの欺瞞性にどれだけの人が気づくかが、今回の参議院選の趨勢を決めるだろう。

  「安倍政権は何をしてきたか?

   「選挙に行こうよ

   「安倍の軍国主義的政策の問題点」 ― ネットビラをお読み下さい。


【注意】このエントリーは特定の政党や候補者への投票を求めるものではありません


やせる子ども、餓死する大人

2007年07月11日 | Weblog
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もうすぐ、世の子どもたちにとっては楽しい夏休みがやって来るが・・・

「ある小学校教諭によれば、消しゴムやノートすら満足に買ってもらえない子どももいて、そういう子どものノートを覗くと、計算問題などの数式がちっちゃな文字で隅っこに詰められて書かれているという。そのノートが終わると、もう親に買ってもらえないのを子どもなりにわかっているからである。
保健担当の教師からは、こんな話も聞いた。夏休みが終わって体重を量ると、必ず体重が減っている子がいる。夏休みには給食がなかったからだとしか思えない、その子はふだん家ではほとんど食事させてもらえていないのではないか・・。
深刻なのは、こうした経済的貧困が、学力と逆相関の関係を示していることである。東京都が区内の公立小中学校を対象にして行っている学力テストで、足立区は全教科で最低ランクである。足立区の現実からは、ひとたび負け組の烙印をおされたら、そこから二度と這い上がることが困難な社会の残酷さが浮かび上がってくる。」 (文芸春秋、2006年 佐野真一レポートより)

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日記に「おにぎり食べたい」 生活保護「辞退」男性死亡 (2007年07月11日16時16分 asahi.comより)

 北九州市小倉北区の独り暮らしの男性(52)が自宅で亡くなり、死後約1カ月たったとみられる状態で10日に見つかった。男性は昨年末から一時、生活保護を受けていたが、4月に「受給廃止」となっていた。市によると、福祉事務所の勧めで男性が「働きます」と受給の辞退届を出した。だが、男性が残していた日記には、そうした対応への不満がつづられ、6月上旬の日付で「おにぎり食べたい」などと空腹や窮状を訴える言葉も残されていたという。
 市などによると、10日、男性宅の異変に気づいた住民らから小倉北福祉事務所を通じて福岡県警小倉北署に通報があり、駆けつけた署員が部屋の中で、一部ミイラ化した遺体を発見した。目立った外傷はなく、事件の可能性は低いという。11日にも解剖して死因を調べる。
男性は肝臓を害し、治療のために病院に通っていた。市によると、昨年12月7日、福祉事務所に「病気で働けない」と生活保護を申請。事務所からは「働けるが、手持ち金がなく、生活も窮迫している」と判断され、同月26日から生活保護を受けることになった。
だが、今春、事務所が病気の調査をしたうえで男性と面談し、「そろそろ働いてはどうか」などと勧めた。これに対し男性は「では、働きます」と応じ、生活保護の辞退届を提出。この結果、受給は4月10日付で打ち切られた。この対応について男性は日記に「働けないのに働けと言われた」などと記していたという。
 小倉北区役所の常藤秀輝・保護1課長は「辞退届は本人が自発的に出したもの。男性は生活保護制度を活用して再出発したモデルケースで、対応に問題はなかったが、亡くなったことは非常に残念」と話している。

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おい、北九州市は今年2月、民主党の北橋健治が新市長になったばかりだろう。何をやっているのだ。しっかりしろ。
私たちの前には見たくない現実がある。しかし、餓死した人間の弔いの為にも、夏休みにやせる子どもたちの未来の為にも今回の参議院選挙で一票を投じようと思う。

 命落とすな!自民落とせ!

 過去エントリー 『白夜行-ピカレスクも理解できず
          『邪宗門-食う話として
        

おまいらはとくらたかこの凄さを知るべき

2007年07月10日 | Weblog
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ヤバイ。とくらたかこヤバイ。まじでヤバイよ。マジヤバイ。
とくらたかこヤバイ。
まず安倍と無縁、もう無縁なんてもんじゃない。超清潔。
安倍と無縁とかいっても

「800円の光熱費で大臣を罷免するんですか?」

とか、もう、そういうレベルじゃない。
なにしろ庶民感覚は抜群!光熱費が800円、スゲェ!いまどきそんな一般家庭とかも無いの。事務処理とか法律とかを超越してる。そんな馬鹿ボンとは無縁だし超清潔。
しかも安倍の地元から出馬、ヤバイよ、安倍の地元だよ。
だって普通は自民党総裁の地元から出馬するのは躊躇するじゃん。だって地元の目も厳しいし、批判とかしたら怒られるじゃん。嫌がらせとかされたら困るっしょ。

けど、とくらたかこはヤバイ。そんなの気にしない。山口県民の支持集めまくり。イケイケの民主党公認、落ち目の自民党と比較してもかわんないくらいしっかり支持集めてる。ヤバすぎ。
支持っていったけど、もしかしたらとくらBlogの読者かもしんない。でも読者って事にすると

「じゃあ、とくらBlogって読者何人いるのよ?」

って事になって、それは1億2000万人以上読んでるってことがわかる。ヤバイ。1億2000万人もの国民・有権者に毎日読ませるなんて凄すぎる。
自民党のHPを読むこと想像してみ?今なんか年金が消えまくって鬱なるっしょ?

あと超ビール好き。毎日街宣してもヤセない。ヤバイ。元気すぎ。夜の街で遊ぶことは封印して街宣。凄い。
それに超笑顔がいい、超にほんのお母さん、それに超マジメ。「日本の笑顔をまもりたい!」とか平気で出てくる。「日本の笑顔」って、誰でもなっとく。最近。
なんつってもとくらたかこは馬力が凄い、朝からハンドマイクで演説とか平気だし。

林芳正なんて街頭演説とかたかだか1回出てきただけでマスコミがニュースで流すから、10分ぐらいでそそくさと終わっちゃったり、安倍のマブダチだからってニュースになったり、でも

とくらたかこは全然平気。全国のブロガーが応援してるから自前のビラと宣伝カーで訴えてる。凄い。ヤバイ。

とにかく貴様ら、とくらたかこのヤバさをもっと知るべきだと思います。

そんなヤバイとくらたかこに今回投票する支持者とか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。




※今回のエントリーの元ネタはここです。


私を忘れないで・・・

2007年07月09日 | Weblog
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どうしてもプライベートが忙しいので、過去エントリーを掲載します。
ここ、十数年で私たち日本人の働く環境は確実に悪化しました。その影響を一番受けたのは失われた10年の間に社会に出なければならなったロストジェネレーションと言われる人々です。そんな彼ら、彼女の存在を政治は忘れたらいけないと思います。

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 過去エントリー『あした来る彼女

         『あした来る彼女(2) ― 魂の労働

         『あした来る彼女(3) ― 旅立ち