暇人短剣符

暇人の日常散策、世界中の友との再会を夢見て日々上昇中。

デフレ、インフレ、リゾート

2001-12-12 00:09:17 | ビジネス?シーズ!
いつものように東京商工リサーチを見ていると、最近になっても変わらず毎日のように倒産しているのが、「ゴルフ場」と「旅館やホテル」です。
倒産といっても民事再生法。清算し、経営者が変わるというものです。先日特集でゴールドマ○・サックスがスポンサーとして旅館の再建を手がけるというものがありました。証券会社の観点からすると、そのような旅館を多数集めてグループ化し、上場をすることで利益を得ることが目的といわれていました。
やり口を見るからにコンサルくさいです。でも、潰れてからというのがなかなかたちが悪いとしかいいようが無いでしょう。
同社やローンス○ー社が手がけているゴルフ場なるものは会員費として預託金を預かっているのですが、倒産されると会員は泣き寝入りしかできません。それが外資の乗っ取る図式です。バブル期から崩壊後にかけて株式で散々やられたやり口をここでもまた懲りずにやられてます。
何十万、何百万円旅の会員カードは紙くずになり、旅館の女将さんはスーツ姿の男になりました。
急に出てきた宮里藍さんや横峰さくらさんをはじめとするゴルフプロモーション、最近やたらと多い温泉特集。仕込みに仕込んで、狙ったようなタイミングの番組には情報操作なのではとすら思ってしまいます。
冬や春先の遠出を一番楽しみにしているのは、われわれではなく海の向こうの外資です。いまさらながらですが日本の証券会社や銀行の不良債権処理能力の無さに悲しまざるをえません。