我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

喜多院

2023-02-21 06:10:24 | 旅行及びドライブ

先日川越を訪れた、

北関東第一の観光都市と言えるかもしれない、

ここには喜多院と言う天台宗のお寺が有り

徳川家とのゆかりも深いらしい、

そんな事情も重なって昔懐かしい蔵の街の風情を

色濃く残して観光客でにぎわっている、

私は川越を訪れるのは初めてだ、

これまで川越は通過するだけの街であった、

群馬と東京を結ぶルートの途中に存在する街、

例によって暇を持て余す4爺1婆の集まりが

Kさんのワゴン車で川越に向けて出発したのは

2月18日の土曜日であった、

この日の目的地に川越を選んだのは

グループ唯一の女性であるM女史、

彼女とて70才は優に過ぎているので

婆の資格(?)は充分に持っている、

川越の賑わいをテレビで見て行きたいと思ったと言う、

ところが以外にもメンバーの一人Nさんは若い頃

川越に住んでケーキ造りの修行をしたと言う、

今では高崎市内に二つの店舗を構える

ケーキ屋のご隠居である、

喜多院の駐車場に車を停めたのは10時半ごろ、

境内一帯には歴史的建造物も多く江戸時代の情緒を

あちこちに感じさせる資料的にも貴重な存在である、

3代将軍家光の誕生の間や春日局の化粧部屋と言われる

建築物が江戸城から移築されてここに残されている、

また小堀遠州の流れをくむ枯山水の庭園があり

見事な石組と紅白梅の蕾の織り成す景色は

暫し時のたつのを忘れさせてくれる、

興味ある案内板を見てるうちに遅くなってしまい

仲間に促されて1時間半ほどで喜多院を後にした、

目指すは蔵の立ち並ぶ一番人気の通り、

喜多院の駐車場から歩いて20分ほど、

そこはまるで初詣の神社の境内のように

押すな押すな状態、

何でこんなに人が集まるのだろうと思うほど、

中には和服姿の若いグループもあちこち、

蔵の風景に良く似合う、

時の鐘と称する鐘突き堂の櫓は意外に大きい、

アツアツの焼き芋を食べながら歩く人、

べっこう飴をなめながら歩く人、

食べながら歩く人が多い、

Nさんが修行をしたと言う店に寄って

土産用の菓子を買った、

川越は蔵を生かしたこじゃれた店が多い。



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2 コメント

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川越 (栗八)
2023-06-03 07:52:40
街並みがいいですね~
おいしいものも、いろいろあるはずですね。
時代劇とかで舞台になる場所…有名な饅頭があったような…
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Unknown (べんけい)
2023-06-10 04:43:45
高速を使えば1時間ほどの
距離にも関わらっず
始めて行きました、
川越は群馬からは東京の中間地点で
なぜか通り過ぎるだけでした、
驚きでしたね、
そう言えばどこか日田に似てるかも?
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