運び屋 監督/クリント・イーストウッド

【出演】
　クリント・イーストウッド
　ブラッドリー・クーパー
　ローレンス・フィッシュバーン
　マイケル・ペーニャ
　　
【ストーリー】
90歳のアール・ストーンは、家族を二の次にして仕事一筋に生きてきたが、商売に失敗した果てに自宅を差し押さえられそうになる。そのとき彼は、車で荷物を運ぶだけの仕事を持ち掛けられる。それを引き受け、何の疑いも抱かずに積み荷を受け取っては運搬するアールだったが、荷物の中身は麻薬だった。

【西京極の評価】
俳優としても監督としても万人から高い評価を得ているイーストウッドですが、プライベートでは女好きで家庭を省みないクズ人間だという事は結構有名な話。そのイーストウッドを完全投影した本作の主人公。その娘役を実の娘アリソンに演じさせて劇中で和解し「愛してる」と言わせるなんて…イーストウッドが自身の人生を告解し、赦しを乞おうとしているとしか思えません（苦笑）観ていて途中でニヤニヤしちゃいました。

【総合評価】　☆☆☆★★（満点は☆５つ）
　ストーリー　☆☆☆★★
　演出/演技　☆☆☆☆★
　映像　　　　☆☆☆★★
　音楽/音響　☆☆☆★★