====<大内宿の歴史(概要)>=====================================================
江戸時代、関東と会津を結ぶ下野街道の交通の要衝だった大内宿は、
宿場として、また荷駄運送の駅所として栄えていました。
ところが、明治17年に日光街道(現在の国道118と121号)が開通すると、
人、物の流れが新しい道路に移り、大内宿は時代に取り残されていきました。
大内宿は山間の僻村として以後の時代を過ごします。
しかし、大内宿は日光街道から遠く隔たったところに位置し、
時代の波に取り残されたことによって、奇跡的に茅葺きの家並みを残すこととなりました。
昭和56年4月、重要伝統的建造物群保存地区に選定されてからは、
江戸時代の家並みや郷愁を望む観光客が訪れるようになっています。
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道の両側には、昔ながらの用水路があります。
山からの湧き水の為、飲むこともできるそうです。
とっても冷たい水なので、ラムネやビール、
桃やトマトなどが冷やして売られていました。
ああ、こういうところにも、日本の夏を感じます。
昔は、井戸水や湧き水でスイカを冷やしたりしたっけ。
冷蔵庫で冷やすより、自然の水で冷やす方が美味しいんですよね。
(2009年8月12日撮影)
<つづく>