北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

伏見岳(84山目)

2021年11月21日 17時33分54秒 | 山登り 十勝

 

山名:伏見岳
標高:1,792m 
場所:日高
コース:芽室山の会コース
標高差:1,062m

ガイド標準時間:登り3時間 下り2時間 計5時間
ガイド評点:40点(初級)

札幌発:3:10
登山口着:7:17
出発:7:33
山頂:10:39
所要時間:3:06
駐車場着:13:10
登山時間:5:37

 

伏見岳に来るのは4回目
日勝峠を超えるのは本当に遠くへ来た感じだ。

一番最初は
雨中と濃霧の中で山頂からは一切何も見えず
リベンジを誓って下山したら登山口は晴れていた。


二度目は昨年
麓は晴れていたが登山口に着くと猛烈な風と雨から雪へ
泣く泣く撤退した。


三度目はその1ヶ月後
登山口までは快適であったが登り始めてすぐに道は雪に覆われ
7合目で吹雪になりこれも撤退。



そしてこの四度目の挑戦

天気予報は晴れのちくもり
とにかく行くしかない
北日高の残雪残る今しかない

登山口では初めての晴天
これ以上はないスタートを切る。

 

花の少ない山と聞いていたがそれでも一通りの花は咲いているのだ
道中の楽しみはやはり花見。



まだミヤマスミレが見れるとは思わなかった。
雪が多かったせいかな

 

ムラサキヤシオツツジが登山道で咲いている

 

まずは登り登り登りだ
途中で向いのトムラウシ山に架かるトムラの滝が見えるスポットを通るが
木々が邪魔をして見えない。
まあこの滝は何度も撮影しているからいいか

 

 




やっと隣の妙敷山が見えた

この山が同じ高度に見えると山頂は間近なのだ。

まだまだ

 

 

なぜか最近、この小さな花が目についてすぐ見つけてしまうんだよね
3年前までは見たことがなかったはずなのに

ツマトリソウ。

 

タカネナナカマド

 

そしておなじみのシラネアオイ
しかも白花のツインズ。




濃い目の紫もいいけど
白花もいいねぇ

 

ショウジョウバカマも

 

 

 

前回の撤退場所を通り抜けて9合目へ
もうここまで来たら登頂は間違いない。

問題は山頂向こうの北日高の山々が見えるかどうかだ
やっと?雪渓を一つ超えるところ
最後のひと踏ん張りだね

 

正確にはこの雪渓を登っている段階で・・・



もう見えている

向こう側の山々が見えている

いやがうえにもテンションが上がる



おっと

桜??

遅いね~

でもこれも大事な一息入れる撮影になる。

 

おー

最高だね

さすがの素晴らしい景観
それもこれもこの晴天のおかげ


ここまで約3時間
前回より30分も余計にかかっている

いや
ゆっくりでいいんだな。

 

 

なんと言っても北日高の盟主で100名山の幌尻岳
手前に戸蔦別岳を従えて。



憧れのカールも見える。

 

 

この山へ行くには伏見岳山頂から縦走することが多い

ピパイロ岳。



左に1967峰。

 

 

隣の妙敷山は登山道が無いが積雪時の稜線で到達出来る。

まだ残雪で行けそう



奥に十勝幌尻岳。

 

 

こちら方面も良く見える。

奥に芽室岳~久山岳
剣山だけ切れてしまった。

 

剣山

 

十勝平野

 

札内岳は登山道なし

 

 

 

 

 

 

山頂にはこれまでの道程で見れなかった花が
まずはイワブクロ。

 

山頂直下の岩場で綺麗な黄色が鮮やかだった
ミヤマダイコンソウ。

 

これも山頂でしか見れなかった
イソツツジ。

 

コケモモ

 

エゾノツガザクラはこれからだ

 

 

 

 

下山中では残念ながらハクサンシャクナゲがもう少しだった

 

オオサクラソウは終わりごろ

 

 

やっぱりこの山は素晴らしい。

山を見るための山だがそんな山が持つ存在感

主役にはならないが主役を引き立てる脇役

しかし登っている登山者には充分に主役になりえる

これからもこういう山、初心者でも大展望を見ることが出来る山が増えていってくれたら

なおさら嬉しいね

7月1日訪問

 

帰途中に車内から見た剣山 今度はあそこに

 

 



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