北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

日高町の滝【岩内川の滝】

2023年08月16日 09時22分33秒 | 滝めぐり 日高の滝

【岩内川の滝

河川:岩内川
落差:50m
滝幅:2
看板:無
駐車:無
徒歩:1分 
難易:簡単 車注意 

 

実は今回の日高北部の滝めぐりは2週にわたっている。

最初の時がどうも不完全燃焼なので1週間後に再チャレンジした滝がある。


それが(仮称)岩内川の滝。

岩内不動の滝から国道237号を南下すると
まもなく岩知志ダムがありその手前を左に入って黄金橋を渡って行く。


左に岩内川を見ながら採石工事の現場もやり過ごしどんどん進んで行く。

画は逆に平取方面から見た入り口。

採石会社の看板が目印だ。

 

この辺の土壌がかんらん岩からかわからぬが道路が青っぽい
そこに崖側からの雪解け水も相まって車は真っ白になった。

私も降りたはいいが靴も真っ白になり車に乗るのをためらうくらいだった。
もっと暖かくなると固くしまった道になるだろう



しかし、岩内川は荒れていた。

川原には大岩や上流からだろう大木などがあり下流の渓相はよろしくない


やがて対岸に落水を見る。

おそらく季節滝だろうけど幸先の良い気持ちだ。

 

 

 

道路は広く、重機も2台すれ違えるくらいだった。

やがて道は勾配が出てきてぐんぐん高度を上げて行く。

地面は固くしまっているようだが谷側の路肩が心もとない
また、高度が上がるほどガードレールが無いのが怖いくらいだ。

こんな所にガードレールもないものだが・・・


そしてドキッとした箇所。

落石が道路を塞いでいた。

大きさは1メートルもない岩だが動かない
なんとか足と積んでいたスコップで50cmくらい動かして通過した。

 




(次週、来た時はきれいにかたづけてあった)

 

 

段々と高度が上がると道も狭くなり
とにかく山側の落石や地すべりが恐ろしい。



国土地理院の地図によると
道と川が最も近寄るところに滝マークがある。

標高から見てもかなり上から下を見ることになるだろう
すでに川は50メートルは下にあるのだ。


途中で今度は地すべり跡が・・・

 



(ここも次週にはきれいになっていた)

 

 

来た道を振り返るとはるか遠くにきれいな山が見えた。

 




位置的にハッタオマナイ岳であろう
雪山はきれいだね。

 

 

この林道もほぼ終点で採石作業の真っ最中の感じだ。
どおりで道がしっかりとしている。


岩内岳がかわいそうなくらい山肌がえぐれていたね・・・


日曜日で作業は休み。

向って右に林道が見える
川に沿って奥まで続いているようだ。

 




長靴もあるのでこの先へ行ったらマークの滝が
あるのではと思って考えたがその間に地すべりがあれば帰ることが出来ない。

結果としてここで折り返し急ぎ帰途に着くことに決めた。

落石などで通れなくなる前にほうほうの呈で引き上げた。

しかし、滝があると思われる位置まではあと少し
しかもアプローチが落石さえなければしっかりしている。



これはリベンジだと次週も出かけた。

前記通り、すでに前回の落石と地すべりは綺麗に片付けられていて、行程の二度目だと余裕がある。


特に前回は崖側ばかりを見ていたために
遠くの先を見れなかったが・・・



ひょっとして

あれが滝マークの滝??


 

地図上の林道が最も川に接近する箇所はあそこをおいて他にない

な~んだ 前回は知らずに通り過ぎていた。

写真は遠すぎてわかりずらいが右側に車道のカーブがあり
そして山との境目から細い水が段を作って流れ落ちている。


角度的にはこの場所しか全貌を撮影出来ない。

ズームで

 

 

 

 

遠くから見ると斜めに流れているように見える。

実際に車道から見下ろすと結構な角度だ
下までの落差は50mはあろうか
ただ上部からは途中の段までしか見えない。


見下ろすポイントは右カーブのふくらみ
ちょうど⑩の標識あたりだ。

 



近寄り過ぎは路肩がもろそうなので危険かも・・・

 

 

ネットでもほとんど見たことのない滝マークなので
もう少し


上部から見下ろすと
あまりの巨岩が重なりすぎて滝自体が見えない・・・

やはり下へ降りないとダメだろう。

 

 

パッと見て 下へは降りれる 
だが登り返すにはロープが必要かな

自分はザイルまでの滝見はしないので用意もないし
これであきらめる。


下流から遡行もあるだろうが
入渓地点はずっと下流になるだろうし
あの大岩を見ると落石も多そうで危険だ。


それになにしろ段瀑なので直爆と違い
苦労したほどの感激が得られるかどうか・・・


小さな釜が見えるね

段はまだ下部へと続いていた。

 


2013年4月撮影

 



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