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Too old to work, Too young to die.

定年を機に蓼科高原にログハウスを建て田舎暮らしをスタート!早くも7回目の冬を迎えています

ホンカ ログハウスの住み心地

2016-09-08 12:56:43 | ログハウス建築
いよいよ、ログハウスの完成引渡日程が決まり、引越し業者も決まり、田舎生活のスタートが近づいてきました。
そこで、ログハウスへの期待と不安をまとめてみました。
ネットからの情報に基づくものなので、見当外れの項目もあるかも知れません…
ログハウスへの期待と不安
<期待する点>
① ログ材には蓄熱性があるので、冬暖かい!
・冬も半袖Tシャツ、裸足で過ごせる(ホントかな〜
・薪ストーブ1台で家中暖かい
② 夏は涼しい!
・夏もクーラー不要
③ 木が呼吸しているので湿度が適度に保たれる
・木製三重サッシと相まって窓に結露しない
・屋根裏に結露しない
・梅雨時も室内がサラッとしている
④ 健康に良い効果がある
・木材から放出されるフィトンチッドの効果で風邪を引きにくくなる
・木の香りでリラックスできる
・木目のf/1揺らぎに癒される
・床・壁・天井が天然木材で柔く、疲れにくくなる
⑤ ステレオの音や声がやわらかく響く

<不安な点>
① カメムシや蟻が侵入してくる
・森の中に建てた家には共通の問題とは思っているが… ホ ンカ製ログの精度の高さが、ログの隙間から虫が侵入するのを防いでくれると期待!
② 横なぐりの雨 に当たるとノッチ部から雨水がしみてくる
・2、3年に一度位は仕方ないと覚悟しているが… ホ ンカ製ログの精度の高さが、最小限に防いでくれると期待!
③ 壁にヒビ割れができる
・ホンカ ラミネートログ材を使っているので、非常に少ないものと期待!
④ キツツキが軒裏に穴を開けてしまう (近隣の家の軒裏に、キツツキが明けた穴が有ったので不安)
⑤ 燃料費が高くつく
・薪調達費が高〜い… 原木から薪を作りコストダウンを図る予定だが?
<懸案事項>
① 屋根裏結露により水滴が滴り落ちてきたり、天井にシミができないか?… 妻壁換気システムを追加したがその効果は?
② 基礎コンクリートとの接地面で、木製束が湿気により劣化しないか?

現場見学してきました

2016-09-03 18:59:19 | ログハウス建築
久しぶりに諏訪のミキホームを訪問し棟梁と打合せた後、建築現場を見てきました。
気になっていた冬期の屋根裏結露対策として、妻壁上部に強制換気用ファンの設置を追加注文しました。
都心にある実家の天井には屋根裏結露によると思われるシミが沢山有る事と、長男が現在住んでいる茅野の借家にも同様のシミが有る事実を考え、コストアップになりますが小屋裏強制換気システムを導入する事にしました。
これで小屋裏の結露対策は「棟換気」と「断熱材(100mグラスウール)と天井板の間の防湿シート」に加え、強制換気システムを装備したので、小屋裏結露のリスクがかなり減ったのではないかと期待しているのですが…
今年は生活によって排出される水蒸気に加え、建築資材に含まれている水分の放出があるので、ログハウスにとっても最も過酷な冬になるのではないかと思います。
成果や如何?
建築現場では、ログハウス固有のセトリング対策に着目して見てきました。
下の写真は通しボルトの末端です。このボルトに何センチ位の隙間が生じるのか興味深々です。

通しボルトの他にもログ材を押さえるボルトが有る事に気付きました。
このボルトも、定期的に締め上げて隙間を無くす必要があるのでしょうね。

気になるログ材の汚れ(カビや雨水の跳ね返りによるもの)は塗装前に洗浄してくれるそうです。まずは、一安心です。
帰りに原村にある蓼科自由農園に寄って、新鮮な野菜や果物を沢山買ってきました。

前回ルバーブを買ってきてジャムを作ったところ、思いの外美味しくできたので、今回も買ってきました。ホームベーカリーのジャム機能を使うと簡単に作れます。東京ではこんなに安くは買えませんが…

電気工事始まりました

2016-08-31 19:08:59 | ログハウス建築
順調に工事が進んでいます。

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電気工事も進められています


窓のトリムボードも取り付けられました。ホンカらしいデザインで、気にいっています。

1つ気になる点があります。
下の写真から分かるように、地面に近いログ材の切口に黒黴が生えてしまっている様に見えます。

1ヶ月の工事中止期間に加え、最近の頻繁な雨もあって、ログ材の端が黴てしまった様です。
健康面を考え防腐剤が塗布施されていないのでしょうが、ログ材は黴易いと言う欠点が有る様です。
塗装する前に、黴をとってくれる様棟梁に申し入れておく事にします。
住み始めた後も再塗装のタイミングが遅れない様、注意が必要ですね。

ログハウスの火災保険 2

2016-08-29 14:02:26 | ログハウス建築
今日ホンカジャパンに電話し、ログハウスの耐火構造認定について確認しました。
いきなりの電話にも拘らず、誠実に分かりやすく説明して貰え、満足でした。
結果は残念なものでしたが、豊富な知識に裏付けられた分かり易い説明と、誠実さは流石でした。
ポイント アップです。
以下、やり取りの内容です。
Q:ホンカのホームページに「ホンカのログ材は準耐火構造基準を満たしている」と書かれていますが建築中のキエロス(モデル名)は、準耐火基準を満たしているのでしょうか?
A:当社のログ材は国土交通省の「準耐火構造認定」を取得していますが、これは建物として準耐火構造を満たしていると言う意味ではありません。標準仕様で建てられたホンカ ログハウスは、準耐火構造基準を満たしません。
Q:では、ホンカのログハウスで準耐火構造認定を受けるにはどうすれば良いのですか?
A:設計段階で、準耐火構造認定をパスできる仕様にする必要があります。
Q:「省令準耐火構造」と言う規格もある様ですが、こちらの基準はパスできますか?
A:「パスできません」。「省令準耐火構造」基準を満たすには、「燃えしろ」計算等を行い、例えば梁を太い物にしたり、天井板を燃えにくい物に変える…などの対応が必要です
Q:という事は、火災保険契約時に「T構造」(耐火構造のT?)で加入は出来ないと言う事ですか?
A:「H構造」(非耐火構造のH?)の契約になると思います。
Q: 設計時に準耐火構造基準をクリアできる仕様に変更すると、どの程度のコストアップになりますか?
A:建物の大きさ等の条件により異なるので電話での回答は難しいです。
Q:契約時に、準耐火構造に関する説明など一切無ったのですが…「聞かれなければ説明しない」では無く、オプションとして説明して欲しかった。
A:今後検討します。
ついでに、固定資産税の減免処置を受けられる「長期優良住宅」認定について確認してみました。
Q:ホンカログハウスは「長期優良住宅」の認定を受けられますか?
A:関西以西の地域では標準仕様でも長期優良住宅の認定を受けられる可能性があります。しかし、長野県などの寒冷地では標準仕様のままでは「省エネルギー性能」を満たせません。長期優良住宅認定を受けるには、「省エネルギー基準による地域区分」毎に定められた要件をクリアーするため、準耐火構造基準同様、設計段階で考慮しておく必要があります。
結局、標準仕様ではホンカ ログハウスは「準耐火構造」でもないし「長期優良住宅」でも無い事になります。
これらの基準をパスするには、それなりの出費と、ログハウスの良さ(例えば、100%天然木⬅︎チョット無理があるけど…)を損なう可能性がある選択肢を受け容れる必要が有りそうです。
因みに、茅野市の地域区分はレベル II でした ⬅︎北海道がレベル I ですから「かなり寒い地域」にカテゴライズされています!。
更にレベル II 地域の断熱材要件を調べてみると、下記の通りでした。

我が家で採用した断熱材は、グラスウール16K 100mmですので、地域区分 II に求められる「屋根 265mm」「床 210mm」の半分以下という事になります。これでは、長期優良住宅認定には程遠いですね。
う〜む… 棟梁は「100mmで寒く無い」と言ってたけど…
今年の冬は、いきなり実験突入ですね〜

窓の取り付けが開始しました

2016-08-28 19:52:22 | ログハウス建築
随分と家らしくなってきました。


窓の取り付けも始まりました。

下の写真を見ると、窓の上側と両サイドにセトリんング対策用の隙間(セトリングスペース)が設けられているのがわかります。

この後、隙間を塞ぐためのトリムボードが取り付けられ、ログハウスらしさが増してくるはずです。