剣客ロワに出られそうにはないが

毎日毎日らき☆ロワの話というのも芸がないので、今日は最近読んだ本の話でも。
今回ご紹介するのは、「フジヤマコネクション」。Vジャンプで連載されていた小説です。
いちおう、ライトノベルってことになるのかな？
自分はVジャンプを定期購読しているのですが、連載時は途中で読むのをやめてしまいました。
別に内容が気に入らなくなったわけではありません。ではなぜかといえば……。
あの雑誌の大きさで文字びっしり詰められると、読みにくいんだよ！
「我輩はゲームである」も文字びっしりだけど、あれは１ページだけだからまだ何とか……。
おっと、話題がそれましたね。
肝心の内容はというと、舞台は江戸初期、徳川家康による支配が始まったばかりの江戸。
主人公は魔物狩りを生業とする浪人、寿十四郎。
かつて魔物に心臓を奪われ不死の体となった十四郎は、新たな心臓を手に入れるため魔物を狩って金を稼いでいる。
そんな生活を送っていた十四郎はある日、家康の側近から直々に仕事の依頼を受ける。
そこから彼は、江戸の存亡をかけた壮大な物語に巻き込まれていく……。
簡単にあらすじをまとめると、こんなところでしょうか。
ジャンルとしては時代劇ファンタジーバトルもの、かな？
人外が当たり前のように存在して、剣から炎やら氷やらがポンポン出る世界観です。
主人公の圧倒的な強さは少年漫画的ですが、全体的な雰囲気はダークですね。
Vジャンプのメイン購買層であろう少年たちには、ウケはどうだったんだろうなあ……。
文体も独特というか決してオーソドックスではないので、その点でも人を選ぶかと思います。
これをお薦めできる人というと……うーん、どんな人だろう。とりあえず、男前な剣客が好きな人は一読の価値ありかと。
個人的にはけっこう楽しめた作品なのですが、大きな不満が一つ。
この作品、前作である「フジヤマ・ステーション」と世界観を共有しているはずなのですが、作中でつながりがほとんど描かれていません。
せいぜい、どちらにも「神来」という姓のキャラが登場するぐらいで。
「ステーション」の「死神」と「コネクション」の「魔物」は同一の存在なのか、十四郎と「ステーション」の「えびすの戦士」たちに関係はあるのか……。
投げっぱなしで終わるのはひどいですよ、作者さん！

毎度のことだがこの時期のドカベンは駆け足だ

チャンピオン、一言感想。ネタバレ注意です。

○範馬刃牙
ジャック兄さん、ついに敗北の気配が……。

○疵面
花山が本当に化け物に見えるな……。

○ドカベン
ああ、そうか。まだクライマックスシリーズだったんだ……。日本シリーズ、これからなんだ……。

○聖闘士星矢
何というベタな悪役の行動……。

○パニッシャー
ついにヒーローの正体判明！……って、そのまんまだー！

○マイティハート
貴様かアリオトー！　まあ、手を出さなかったのは評価してもいいが！

○風が如く
恐怖！　火吹きじじい！　何やってんだよ……。