ニホンオオカミの正体!

1905年に絶滅したはずなのに、生き残りの噂が絶えないニホンオオカミのことについて考えます。

珍しい紀州犬

2011-03-04 11:26:53 | 日本犬
紀州犬は白がほとんどですが、胡麻と赤が少しいます。珍しいところでは画像のような虎毛もあるそうです。カッコイイですね。本来は虎毛というのは優性だそうで、虎毛は中型日本犬の場合、展覧会で勝てない(甲斐犬は除く)ので排除されてきた経緯があるそうです。(雑種に見えるからかなあ)保存会の陰謀かな?

言い伝えで、雌犬を山につないでオオカミと交配させたというのが日本中にありますが、中には本当にそのようなこともあったかもしれませんが、昔は日本犬が半野生化していて、自分で狩をして生活していたケースが多くありました。そのような犬と飼っている犬が交配して良い犬ができたというのが大部分ではないでしょうか。それはそれでいいんですがねえ。自分の持っている犬はよく猟をする=オオカミとかかっているからだ!というとその子供なりが高く売れる!迫付けですかね。

実際にオオカミとかけた犬はかなり犬を何回もかけないと、主人のいうことを聞いて猟をするようにはならないそうです。(野生の本能か家畜ばっかり襲ったりとか)

オオカミが獲物を襲って食べる行為と猟犬が吠え止め、噛み止めなんなりで主人がくるまで獲物をキープしておくという行為はイコールになるとは思えない。オオカミの血を入れると猟能が上がるとは考えられないんです。百歩譲ってみればオオカミのような大きな歯が欲しい&強い咬む力が欲しいとか?(動機付けとしては弱いなあ)