中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

雨、雨 雨の毎日が続いている今年の貴州省

2012年06月25日 | 貴州省

今年の貴州省は、多くの人が異常だというほど雨が多い日が続いています。特に、ここ二ヶ月の間はここ貴陽市でも毎日のように雨が降り続いていますし、雨が降らない日は曇りとなり、5月以降太陽が顔を出した日は数えるほどしかありません。

地元の新聞貴州都市報(電子版)によれば、最近新聞社の天気予報担当者の所へは、「ここ二ヶ月間ズーット雨が降り続いているが、何時頃から晴れるようになるのか?」「毎日、雨、雨、そして今日もまた雨。天気が良くなるのは何時ごろか?」などの問い合わせも多いそうです。

貴州生まれのある人が言うには、「端午の節句が終われば、天気も良くなる」とか「粽を食べた後には、着物一枚で良いような陽気になる」というような言い伝えも貴州にはあるそうです。また、今年は雨が多いという話になると、「今年は閏年だから雨が多い」という貴州人もいます。

端午節も終わりましたが、今週も前半は雨が降り続くとのことで、予報どおり今現在も雨が降っています。新聞によれば貴州省の一部では土砂災害や、洪水の被害も出ているようです。

実は今年の冬も貴州省は晴れた日は殆どありませんでした。雨はさほど降りませんでしたが、殆ど毎日が曇りの日が続き、新聞によれば、12月、1月、2月の三ヶ月の間で、晴れた日はわずか4日、5日程度だったそうで、日照時間も、ここ三十数年で一番少なかったそうです。

そんなこともあり、貴陽市は、文字通り陽が貴重な街になったと新聞記事は結んでいましたが、貴陽市は、今現在も太陽が貴重な街になっています。



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