中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

どのようにして暖を取るのか?

2019年11月30日 | 雲南省

良く知られている様に、中国では黄河より南の地域には原則として暖房は附いていません。無論今では値段の高いホテルやレストラン等には、暖房設備があります。又、最近作られた高層マンションにも家ごとに暖房設備が付いているが一般的の様です。

大理周辺の値段の張るゲストハウスやホテルには当然暖房設備があります。大理古城にある外国人客の多い食堂やレストランにも暖房設備がありますが、これら店には外国人客が多い事も関係している様です。

私が今お世話になっているゲストハウスには、無論暖房はありません。だだ電気毛布は付いています。私は寒がりなので電気ストーブを自分で買って暖房として使っています。普通のゲストハウスでは、各部屋には、電気毛布だけと云うのが一般的の様です。各部屋に暖房が附いているのは少ない様です。全体的に見れば、大理市内の店では暖房がある店は少数派と云えると思います。

日本で云えば火鉢の様な物。これで暖を取る人も多い。

 

暖炉。大理古城には、暖炉のあるレストランも何軒がありますが、この様な店は外国人客が多い。

 

囲炉裏。今では可成り山奥に行かないと、この様な囲炉裏は見る事は出来ません。

 

今ではこの様なストーブもあります。


大理古城でも、外では焚火で暖をとる事も多い。私が最近良く顔を出す喫茶店は、外ではこの様に薪を燃やして暖を取ります。結構暖かい。今日本でこの様な光景は少ないと思いますが、焚火も良い物です。貴州省の貴陽市でも、この様な光景に出くわす事があります。



家の中では、炭を使う。火は焚きません。


日本風に云うと火鉢。

 

2年程前の12月初めの頃雲南省の麗江市の農村の小学校に行った事があるのですが、暖房があるのは職員室だけでした。教室には暖房はありません。中国の農村部では、小学生も寮生活を送る児童も多いのですが、児童が暮らす寮にも暖房はありません。日本には湯たんぽがあるのですが、貴州等ではその様な物は見かけません。但し、今は電気で温める湯たんぽがあり、大理大学の学生等もそれを使っている様です。

 

 

 

 

 



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