花火大会

去年と同じく、今年も夏休み早々に海に行ってきた。

今年は早くから計画を立て、しっかりパパの会社の施設なども利用。
2泊で伊豆に。

パパの会社の施設というものを今まで使ったことがなかったので
どんなもんだか分からなかったのだが
とにかく安いので2泊することにした。

パパは残念ながら初日仕事のため後から新幹線で来ることになった。

三人を連れてママが運転して出発。
なぜかパパが居ないほうが出発が楽だった（笑）
子供たちには「ママ一人だから・・・」と言い聞かせておいたおかげで
自分の荷物はちゃんと持ってくれたし、戸締りもしてくれた・・・パパより役に立つ（笑）
何より出発前に洗面所の取り合い・・・否、譲り合いがないので私の支度がスムーズにできるのだ。
おかげで予定通りの時間に出発。
途中で友人一家と合流しお昼ご飯を食べてから宿に到着。

思ったより道も空いていて、チェックインの一時間前に着いてしまった。
早めにお部屋に入れていただけたので、荷物をざっと片付け温泉に。
施設も思っていたよりかなり綺麗で温泉は広くはないけど宿泊者が少ないので貸切状態。
去年と違って髪だけ洗ってあげれば後は自分たちでできるので目の届くくらいのお風呂は楽だ。

初日のこの日は夜熱海で花火大会を見る予定なのだ。
熱海の花火大会は評判は良いのだが、行ったこともないのでどの程度込んでいるのかも予測がつかない。
一応観覧席の確保はできているのだが場所取りのためにも早めに出ることにした。

子供たちは広い畳の間で大はしゃぎ。
我が家は畳がない上にマンションの３階なので走り回ったりは厳禁。
が、宿の畳の間ならなんでも（？）ＯＫ。
側転したり走ったり・・・


バスで熱海まで行き、夕食を済ませて花火大会会場へ。

それなりに賑わってはいるが込んでいるというほどではなく悠々と座れた。
やはり規模的にそんなに混むものじゃないのね。
まぁしょっちゅうやってるみたいだし。

気合を入れていたわりにはレジャーシートを持っていくのを忘れたので
配られたエアクッションに座る。
子供たちは自分たちで空気を入れて膨らませられることに気づいたようで
空気を入れては抜いてまた入れる・・・を繰り返す。
いつも思うのだが
子供ってこんなことでも楽しいんだよねぇ・・・
わざわざお膳立てしてお金使わなくてもいいじゃん！？とか思ってしまうよ。

しばらく待った後、パパも無事にやってきて花火が始まった。
花火は久しく見ていない。子供たちは大きな花火を見るのは初めて。
幼稚園の夕涼み会で見る打ち上げ（？）花火が一番大きいと思ってる。
「幼稚園のよりずっとずっと大きいのよ」と言っておいたのだが知らない物を想像はできなかったのだろう。
最初の『ドーン！！』の音に驚く三人。
大きな目をみひらきつつもゆーたんは三歩くらい後ずさっていた（笑）
慎重というべきか・・・臆病なんだよねぇ。
それとは対照的にドーン！となるたびにナァナは前へ前へと進んでいく。
さすが特攻隊長！！

ノノはちょっと眠いのもあってママの隣に座って鑑賞。



本当に綺麗で音も迫力があって感動的な花火だったのだが
写真でとるのは難しい・・・
風も適度にあって見るのも、打ち上げるのも花火日和。
真上から降ってきそうな花火をカメラで見てるのはもったいない。
「もうとるのやめた」と言ったら
「夏休みの思い出の写真に張りたいから綺麗なのとって」とノノに頼まれた。
それでもなかなか撮れない・・・

見ものは空中ナイアガラ・・・という物らしい（二枚目の写真）
30分程度で終了。子供たちには丁度いいくらいかな。
その後かなり大変な思いをして宿まで。
すっかり田舎の交通事情に疎い私は行きはバスで来たのだから帰りも・・・と思っていたら
なんとバスは1時間に1本！
次来るのは1時間後！！
ならば・・・と最寄の駅まで歩いたのだがこれがまた田舎の温泉街を通り過ぎると
真っ暗な上り坂が延々と・・・
本当にこの道でいいのかしらん？
どこに駅があるのだ？と不安になりながら20分以上歩いた。
そして駅を降りてからもまた15分・・・
もう、本当に子供たちには申し訳なくて・・
それでも彼らは文句一つ言わずに黙々と歩いていた。
本当によく頑張ったよ。
ママはかなり汗をかいていいダイエット！？

なんだかんだで10時過ぎになり10時半近くにやっと子供たちが寝たと言う有様。
急いで温泉に入りなおし宴会をしてから就寝。
せっかくいい汗かいてダイエットになったかもしれないのにこれで全部パァだね（笑）
大人ってこういうもんだ・・・ハハハ。

例の花火の写真は・・というと

家に帰って撮った写真を見せたら「うーん」「もっと綺麗じゃなかった？」と言われてしまった。
思い出は心の中に・・・ね。