こんにちは、久々の記事更新となりました。
花見の季節になり、暖かくなりましたね。
花粉症の人は花見どころではないかもしれませんが・・・。
さて、前回、中居氏の強制性交罪とフジテレビの対応について記載しましたが、
第三者委員会が詳細に調査した結果、当初の予想通りとなり、その裏付けを
取ってくれました。
この第三者委員会がどこまで調査ができるのか、どこまで解明されるのか不安も多く
わかりませんでした。それは、中居氏と被害女性との間で示談が成立しており、
又、フジテレビ幹部社員A氏は、大物芸能人に対して、女性アナウンサーを接待要因として
利用して、セッティングして引き合わせる上納システムをしていたとされますが、
それを立証する事が困難ではないかと多くの人が思っていたからではないでしょうか。
しかし、消去された中居氏と被害女性やA氏とのやりとりが、スマホの消去された内容を
復元させる事で、詳細に判明しました。また、A氏が以前より、接待の為に利用していた
高級ホテルの料金を会社経費で落としていた事も立証するなど、国民は、第三者委員会の
調査結果を高く評価したと思います。そして、第三者委員会は「業務の延長線上における性暴力」
と認定しました。つまり会社も関与しているという事ですね。
フジテレビのコンプライアンスの欠如や人権侵害に対して対応が出来ていない組織体制など
多くの問題が浮き彫りになりました。
今回、考えなければならない重要事項を絞り込むと2つあると私は思います。
1.不同意性交罪があった事は、中居氏も第三者委員会も認めています。この事件は、
非親告罪であり、被害者の告訴が無くても刑事事件として起訴できます。
多くの国民が犯罪があったことを知っているにも関わらず、中居氏は逮捕されない
のは法治国家として問題ないのか・・・犯罪は、お金(示談金)で消えてしまうのか。
中居氏は、52歳ぐらいだと思いますが、これからの残りの人生を考えると、
罪を償って出所してから人生をやり直すか、逮捕されないで済むとしたら
記者会見を行い国民や関連企業に向かって謝罪しないと、死ぬまで隠れ続けて、
人前に出ない生活を送る事でよいと思っているのか疑問ですね。
罪を認めて、腹をくくって出てきたらと思いますね。
2.フジテレビの企業体質、つまり役員や幹部社員のテレビ局としての社会的責任を
理解していない、人権に関して理解していない、危機管理に対して理解していない
人事や組織に対して適材適所を理解していない、会社経費として処理してよいのか
チェック機能がない、今回の番組制作費は、会社経費でなく脱税になっているなど。
このような事に対して総務省は、厳重に注意したと報道されていたが、注意ではなく
放送局としての免許取り消しや是正されるまで業務停止が必要ではないのか。
非常に甘いと思うが、総務省からの天下りがいるのかと思ってしまう。
早く、問題社員であるA氏を懲戒解雇及び損賠賠償請求をして、組織改革が必要だと思う
最後に他の局でもフジテレビと同様な事か無いと信じたい。最近、テレビも面白い番組が
なく見なくなっているが、益々、見たくないと思うような事が無いようにしてほしいですね。