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住宅地盤ブログ ☆地盤調査・地盤補強工事・住宅地盤相談☆

住宅地盤調査の土質

2019年01月20日 | 日記

こんにちは、かなり寒くなりましたね。
今年もインフルエンザが広まっていますので、健康管理は大切です。
また、年々、季節の気温差が大きくなっています。
住みにくくなっているのでしょうかね。

さて、住宅建築にあたり、建築プランなどが決まると地盤調査を初めに行います。
地盤調査は、一番多く利用されて、実績のあるスウェーデン式サウンディング試験が
行われます。この試験結果などにより、基礎の検討を行いますが、地盤が軟弱の場合、
地盤補強対策を行います。

各種地盤補強方法の設計では、建築地の地盤調査による土質が大切です。
スウェーデン式サウンディング試験では、標準貫入試験のように各深度ごとに
土を採取する方法ではない為、わからないと思われがちですが、実際は、
貫入させていく際の音や感触、貫入させたロッドを引き抜く際に付着する土、
近隣ボーリングデータ、土質試験結果、地質図、各地域の地層断面図などから
大概は、わかります。本来は、調査員が一番わかっていると思います。
また、わかりずらければ、サンプリングも可能な場合もあります。
地盤調査会社の調査、工事の対応エリアもある程度限定されている為、
地域の地盤調査データも蓄積していると思います。

とはいえ、いまだに他の調査会社の地盤調査データで、すべて粘性土と表記されている
報告書をみます。すぐ近くで、ボーリングデータや自社のデータもあり、この深度の
固い層は、土質が違うだろうと考える場合があります。
調査員も調査に行く前には、調査地の近隣データや地形区分は、事前に調べておく
事は当然に必要であり、知識を付ける事は必要ですよね。現在では、インターネットに接続すれば、
各県のボーリングデータなども見られます。

昔と違い、今は、自動の試験機で地盤データの測定ができるようになったので、操作方法を
習得すれば、測定できますが、それだけでは足りません。
既存家屋や周辺観察、地形、土質、地下水位などの多くの情報も集めてくることが大切です。

よく、はじめが肝心と言われるように、はじめの作業である地盤調査は、重要であり、適切に行う事が
必要ですね。

PS
受験シーズンですね。高校や大学の入試の時期になり、受験生は、毎日、遅くまで勉強している
事だと思います。センター試験も本日、終了となりましたね。風邪を引かないように、
がんばって下さい。



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