思考の踏み込み

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龍2

2013-11-27 08:41:14 | 
まず思うことは龍の蛇に似ていることであろう。

古代文明の多くにおいて蛇はその蠕動運動の力強さから、神聖な生物とされた。



海に千年、山に千年生きた蛇が龍になるともいわれる。
龍の原型は蛇なのだろうか?

だとすれば何故に天空を飛翔するのか?
原型が蛇ならばヤマタノオロチのように蛇のままでよかったのではないだろうか。




一方では稲妻の姿をかたちどったモノともいわれる。
この恐るべき自然現象は古代から今なお、人間にとっては畏れと同時に神々しいまでの美しさを抱かせる。

多くの人々が龍に抱くイメージを十分に満たす要素があり、龍の原型としてはありそうな話に思える。



もう一つ、龍が龍であるべき条件として重要なのが水である。
龍の生息地のことをいったが、我々のイメージの中で常に龍のいるべき場所は雲の中であったり霞の中だったり大きな滝の飛沫の中だったりする。

これは多湿なアジア人の感覚にすぎないのだろうか?
「水神、龍神」とくくられるほど龍は水と不可分な存在に思える。
たとえ、砂漠の民であっても人間自体が水なしで生きられない以上、龍と水の関係性は変わらないのではないだろうか。



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