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人助けは面倒くさい。/「姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い」第35話 感想(コミックキューン2023年12月号)

2023-11-27 | コミックキューン











迷子になった榊さんの妹「姫乃」と偶然出会い、
彼女のお姉さんを探す事になった久々登場のスポーツ少女の天宮さん
だけど、
心の中では面倒臭そうかつしんどそうでした
これを読んでいて、個人的には「普通はそうだよな・・・」と結構頷いてしまいましたね(笑
物語のヒーロー、ヒロインはごくごく自然に人助けをするけれど、
現実に置き換えてみると自分にだって予定があって、
したいこともある訳だから
それを犠牲にしてまでそういう善行を尽くす度量は無くて当たり前だと思う
そういう意味では、
ものっそい共感した...と同時に、
そういう事をナチュラルに出来る櫻子たちが如何に凄いのかも間接的に伝わる描写になっていて、
だからこそヒーロー及びヒロインというものは崇拝されるんだなあ。とも感じた次第。

・・・とは言いつつ、しっかりと最終的に榊さんと出会わせた天宮さんも偉いんですけどね。。
要するに、どっちも正しいんですよね、結局は。







後半はメタネタ連発。
キャラ被りしてるから必要ない~とか、
姫乃の事は夏樹や榊を中心とした問題であったので、
自分らだけ数話分飛ばしてる?だとか、
良い意味で
漫画特有の流れをネタにしてる感じが面白かったです
キャラ被りしてる事に対して、「生きてるから!」って返すのも面白いですね
確かに、
現実に置き換えると、
キャラ被りしてるから要らんなぁ~とはならないですよね(笑
 そういう意味だと、
むしろ、
キャラ被りしてない方が不自然なのでは・・・?とか
余計な考えまで生まれて来ましたよ
スポーツ選手だって、
正直「この人とこの人はタイプが同じだな。」っていっぱいいるのに、
漫画のキャラの場合必ず違うタイプの人が延々と繰り出される...という矛盾。

否、
これは矛盾なのかな(笑
漫画の世界は漫画の世界で良い気もするけど、
この漫画はそこに敢えて疑問符を投じている崇高な作品と言えるかもしれません
まさか、
絶対にドラマチックに飾られるであろう和解シーンまで「私らは知らねえよ。」と茶化してるのには
コミカルで笑えましたが😂
それはそれとして、
夏樹の言ってる事自体は至極真っ当だとも思ったし、
別に彼氏彼女の関係でも無いんだからここ(日本)を選んだとしても、
交流自体は続けてもいいんじゃないかな、と。
ある意味、
この漫画のオリジナリティが出まくっていたさりげない良回でございました。。









しかし、
今回櫻子殆どサービス無かったのに、
着てる服だけは胸が強調されてて密かに眼福でした・・・。
ある意味、見た目だけで主人公?っぷりを見せつける櫻子さんはすごい。



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