サブカルチャーマシンガン

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THE STARBEMS/ASPARAGUS「サイトウヒロシ還暦祭~LUCKY VIBRATION~」@千葉LOOK 23.7.15

2023-08-12 | LIVE













先月の15日、千葉LOOKでASPARAGUSとTHE STARBEMSの対バンを観ました。










このイベントは、
自分の自宅から最も近いライブハウス千葉LOOKの店長である
サイトウヒロシ氏の還暦を祝うライブシリーズの一環として行われたものです。
何を隠そう(記憶が正しければ)管理人が生まれて初めて行ったライブハウスがルックなのだ。
会場としては横浜アリーナだと思うんだけど、俗に言うライブハウスとしてはここ。
正直、
近いし交通費掛からないしキャパの割には(失礼)有名なバンドがよく来るので、
多分・・・特に内房とか外房辺りに住んでる人間にとってはある種の登竜門なんじゃないですかね
まずここでライブハウスの楽しさを知って、ゆくゆくは渋谷クアトロとかに通う様になる。
そういう意味だと、千葉の...特に南の方の人達にライブ文化を根付かせてるハコの一つ、
と言い切っても最早良いと思う。
そんな❝始まりのハコ❞の記念すべきライブシリーズに参加出来たのはとても光栄な出来事でした。
改めて、これからも千葉のライブシーンを引っ張っていくハコであって下さい。。
そしていつまでもお元気に!!











THE STARBEMS



動画や写真撮影OKでした。
スターベムズとは、元BEAT CRUSADERSのヒダカトオルさんを中心に組んでいるバンドで
ヒダカトオルさん自体を生で観るのは初めて...ってツイッターでは書いたんだけど、
よくよく考えたらMONOBRIGHTのライブで観てるっちゃあ観てるね(土下座)。
まあ、
❝フロントマン❞として考えればこれが初めてって事で・・・なんか最近年食った感出て来て嫌ですわね。

スターベムズとビークルは明確に音楽性が違っていて、
スターベムズはビークルよりもずっとハードな音像に仕上がっています
ただ、
そうはいっても、
激しいAメロとは対照的に、
サビメロはポップネスに満ちてたりして、
そういう部分は変わらずにヒダカトオルさんの音楽だなぁ!とピュアに感じれたのも良かったです
特に「Sweet Nothing Blues」の時はめちゃくちゃ盛り上がってたし自分もただただキッズになってました
正直、
そこまで詳しい訳では無かったのですが、
それでも余裕で楽しめちゃったので、
またこういう機会があれば是非観たいですね!MCでビックリしたのは、
カジヒデキってヒダカさんの先輩なんですね・・・以前確か弾き語りで対バンしてて、
気になってたのに色々あって行かなかったりしたのでまたそういうのあったら行きたいっすなあ。
サイトウヒロシ店長との馴れ初めトークも面白くてある意味仲が良いからこそ出来るイジりだなあ、と笑




ASPARAGUS



アンコールの曲だけ動画、撮影OKでした。
セトリはこんな感じ。


SILLY THING
I FLY
SHALL WE DANCE?
Be Together
MAY BE OR MAY BE NOT
Far Away
DEAD SONG
DIDDY BOP
gn8
小さな一歩
Fallin' Down
Approach Me

POISON(1コーラスだけ)
FAIRY TALE







まず、
初っ端の「SILLY THING」からビックリするくらい盛り上がる。
からの、個人的にも大好きな名曲「I FLY」がいきなり来て早速クライマックスみたいな雰囲気に!
この曲は本当に良かった。。
みんなでピョンピョン飛び跳ねてサビでは刺激的、且つグッドなメロディの波に溺れて、
元々アルバムの最後の楽曲という事もありのっけから最高潮でこの時点で大勝利してましたね。
聴き手のモチベーションを上げまくるフレーズの数々に勇気も頂きつつ、
イントロのダンサブルなベースラインの時点でカタルシス満点だった「SHALL WE DANCE?」に繋ぐ。
この曲ではミラーボールも回り正に「ザ・フィーバー」的な雰囲気が心地良くて純粋にキッズになれてました。

ASPARAGUSのライブを観たのが2017年6月以来約6年振りの事だったんですけど、
その間に出た新曲「Be Together」を初めてライブで聴きました。
全体的にテンポが速い楽曲で気持ちが良かった記憶。
そこから、
「ノーイミテーション」のコーラスワークがひたすらに恍惚的で快感だった「MAY BE OR MAY BE NOT」、
普段の縦ノリのビート感とはまた違うゆらゆらノれる感覚が新鮮でやっぱりライブ映えする楽曲。
 忍さんがアコギに持ち替えて小気味良くリフを鳴らしていた「Far Away」
~からの、
殺意満点の・・・
まるでサムライが刀で切り付けるような鬼気迫るフレーズでアコギを鳴らしていた「DEAD SONG」
その張り詰める音の雰囲気と圧倒的な迫力は相変わらず.....否、
以前にも増して凄味が研ぎ澄まされてる気がして、
その芸術的な破壊力~にあっぱれ!な一幕でございました。突き刺す様なビートがひたすらに格好良くて、
この曲が終わった後の拍手は特に大きかった気がしましたね。


忍さん❝メロディックMC❞に挑戦し(楽器をポロンポロン弾きながらドラマティックに語るMC)、
上手くやろうとするも「・・・それが一番大事。」と何故か大事マンブラザーズバンドの曲名に落ち着き、
一旦は仕切り直しを要求するも、
結局「こんな日がいつまでも続くと良いな。」的な感じに収まっていて中々に笑えるMCでした。
 多分、
自分が初めて観たASPARAGUSのライブで新曲として鳴らしていた「DIDDY BOP」
昔から大好きな楽曲だったので相変わらず鳴らしてくれてる事が嬉しかった。
MCで6年もアルバム出して無い事を自虐的に語ってましたけど、
ただ、
往年の人気曲を安定的に聴ける~っていうメリットもあるようにも思った。
ラスサビ前のギターフレーズも畳み掛けるラスサビもとってもエモーショナルで最高でした・・・!

ASPARAGUSにとって新機軸だった打ち込みを含むデジタルビートロックナンバー「gn8」
ライブで聴くと完全にダンスミュージックと化していてただただひたすらに気持ち良かったです。
ちょっとレイヴっぽい感じも。
からの、
この日一番聴いてて泣きそうになってしまったのが「小さな一歩」。
この曲めちゃくちゃ大好きで散歩してる時とかによく聴いてるんですけど・・・
落ち込んでいる少年を実直に励ます様な歌の内容で
7月は兎角落ち込む事が多かったので...
正直、
歌の中で涙を拭いて励ましてもらってるみたいでストレートに感情移入してしまいました。
個人的には、この曲熱闘甲子園のテーマソングにピッタリだと思ってるんですけど、
その辺どうでしょうか?(どこに向けてのアピールだ笑)。
ただ、
音源で聴くのも好きだけど、
実際にライブハウスであの空間の中で聴くとよりグッと来るしより頑張ろう。って気持ちになる。
そういう意味ではこの日のアスパラガスのライブの中で最もマジックを感じた瞬間でもありました・・・ね。
ライブハウスは、いいぞ。っていうか、流行っても流行らなくても自分は行くからね!


最高にあったかい雰囲気の中、
オイオイコールも心地良かった人気曲「Fallin' Down」、
「こっちが最後だぜ!」という忍さんのコールの後に奏でられた「Approach Me」で本編は終了。
最後まで序盤に創り出した熱量を保って終われるところにプロフェッショナルを感じつつ、
アンコールではまさかの反町氏の「POISON」をアスパラ原さんボーカルで1コーラスカバー(笑
そんなゆる~い雰囲気もコミカルで楽しく味わってましたが、
ヒダカさんと忍さんがいれば、、、って事で
最後の最後はBEAT CRUSADERS×ASPARAGUSの名義で出した「FAIRY TALE」で締め。
 正直な話、
この2マンの組み合わせ見た瞬間から
「もしかして演ってくれるかな・・・?」とか期待してただけに、
その期待の裏切らなさに深い感銘を受けてましたね
お客の願望を真正面から受け止める強さ。
しんしんと降る雪の様なサビメロの美しさにウットリしつつこれまた奇跡の様な一夜は終了。
この楽曲、リアルタイムでCD買って素敵な曲だなあ...と思いMDとかにも入れてよく聴いてたので、
こうやって運良く生で聴ける機会があって本当に良かった。
サイトウヒロシ店長ルックの皆さん始め、
スターベムズ、アスパラガス、
ありがとうございました!!!!!!!















千葉LOOKの外観は、
いかにも「昔ながらのライブハウス」という印象で、
今思えば(最寄りとはいえ)よく最初にここに行ったな!って笑
でも、
今ではその❝THEライブハウス感❞がとても貴重で愛おしいものに思える。
だから、この先もこのハコでライブを観るでしょうし(実際既にチケット確保済みの公演もある)、
そう思わなくても本当ブッキング頑張ってるハコなので意識しなくとも行くでしょうね。
この日も、君津公演以来に地元千葉で観れて絶頂だったアスパラガス、
そして千葉ROCKの重鎮の一人であるヒダカ氏のバンド、
素敵ブッキングを拝めて幸福でした・・・!
千葉LOOKの未来に乾杯です。。




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