サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

MO’SOME TONEBENDER「ALIVE 2024」@渋谷CLUB QUATTRO 24.7.19

2024-08-06 | LIVE













先月の19日、MO’SOME TONEBENDERのライブを渋谷で観ました。









毎年精力的にリリースしていた以前とは違って
今や織姫と彦星みたいに夏に集まって年一でライブツアーをする…
それがモーサムの現状ですが、
それでも
バンドが続いている〜というだけでも尊さを感じる今日この頃
ちなみに管理人がモーサムのライブに行くのは実に9年ぶりの出来事でした。
Xでも書いたけど
大体CD持ってるので「10年ぶりにならなくて良かった〜」って思いましたね笑










とは言え、
年一だからといって
同窓会感覚は一切なく、
むしろ熟練されたバンド演奏は益々のカタルシスを形成していました
初っ端から「冷たいコード」をぶちかましモッシュに沸くフロア
更に、
管理人が中学生の頃に登下校の時よく聴いて高まっていた「HigH」・・・と
メジャーデビューした時期の曲から威勢よくライブは始まりました
この曲はイントロから大盛り上がりと一体感を生み出し、
音源でも顕著なあのドラミングの振動は生で聴くとよりえげつなく
足までビリビリ来てました
「感覚の海が拡がっていく」という歌詞の通り
音楽の原体験的な喜びも感じられた爆裂アンサンブルに魅せられました。

ゴリゴリのロックサウンドが気持ち良いヘドバン推奨な「ばちかぶれ!」でも高揚
のっけからとんでもない轟音の嵐
特に、
ギターの音は耳をぶつ刺すカンジの強烈なもので
「久々に明日は耳キーンってなってるかも…」と覚悟しながらライブを観ていた。

「武井〜!!」という観客の雄叫びに
「お客さん〜!!」と武井さんが返すコミカルなシーンを挟みつつ
つんざく様なギターサウンドに痺れた「ロッキンルーラ」
更にぐしゃっとしたアレンジが痛快な「凡人のロックンロール」と
数十年前の楽曲だが今の強度で磨き上げられた圧倒的なロックサウンドで場を沸かせていくモーサム


ただ、
モーサムの良さはぶち切れたロックチューンだけにあらず。
エレクトロかつカラフルなアレンジで魅せた「シンクロニシティ」で雰囲気もガラリと変わる
回り出すミラーボール、美しいコーラスのユニゾン、
そして、
サビに向けてどんどん高まっていく百々さんの熱を帯びる歌唱・・・
この素敵な音楽空間に向けての讃歌の様な一曲に、
それまでとはまた違ったカタルシスを獲得。

音楽だけがそこにあった感覚。。
更に、
歌モノである「流星群」
サビのユニゾンも気持ち良く、
モーサムの美メロを堪能出来る楽曲で
こういうポップスにも通じる曲も出来るんだぞ〜という主張も感じた一幕でした
聴き手の背中を押すようなフレーズの数々も心地良くジーンとも来ながら。

イントロからほとばしるギターフレーズにフロアも沸いた「Have you ever seen the stars?」
また、
イントロと言えば
静謐なイントロから
一気にドライブ感溢れる演奏になだれ込む名曲「GREEN&GOLD」
この曲は元々大好きな一曲でリリース当時はよくヘビロテしてた曲だけど、
ライブで聴くとまた違った類の感動があって・・・
郷愁のギターフレーズと爆音のリズム隊とのアンバランス感が実に素晴らしくて
他の曲でもそうだけど、
モーサムって結構発明のバンドだよなぁ。と感じさせる一曲だったりもする
相応のトリップ感も受けつつ
「クライマックスはまだだよ」というフレーズで少し泣きそうになったり…
不思議な感覚もありつつ、
その力強いサウンドにも心から陶酔させられたこの夜のハイライトでございました。
音源でも高まる一曲ですが、生だとそれが正しく倍増するカンジ・・・がホント見事ですね。


ライブは中盤へ。
武井さんがメインを張る「24 hour fighting people」を皮切りに
畳み掛けるドラムサウンドに圧倒される「youth」
よりパンキッシュなアレンジで興奮を演出!
そして前の曲からかな?
藤田さんがドラムからギターに換えて
ギターソロで魅せたりその変化も面白かった
ライブで聴くとよりサビメロの美しさと儚さが際立つ大好きな一曲。
アルバム「STRUGGLE」大好きなんであそこからの曲聴けたのも嬉しい。
 更に、
ゴリゴリのロックナンバー「ヒューマンビーイング」
繰り返すギターフレーズに格好良さを感じた「トーキョーロスト」と
再び強烈なロックンロールを聴かせる流れに。
地獄感のあった「metarica」
ベースサウンドがひたすら気持ち良かった「sparkle music」と
どんどんアゲアゲ状態になっていくモーサム&フロア
ミラーボールも回っていた「happy new year」は
サビでロックになる感じがとても素敵でした
そして、
後期のアンセム「Shining」では
「渋谷、輝けー!」の合図と共に
塊のようなロックサウンドをステージに叩き付けていく
そのタイトルの通り、フロアに降り注ぐ様なサビのメロディにも心酔しながら
渋谷をディスコに変えてしまったこれまた大好きな一曲「nuts」と更に高まっていく
この曲は最後にモーサムを観た新木場スタジオコーストで鮮烈だった曲で
是非「もう一度生で聴きたい。」と思ってたので披露された事自体が嬉しかった。
フロアをダンスホールに変え、
「wow〜!」のシンガロングも心地良く、
「ファイティングポーズで」の部分では
みんなが握り拳掲げて踊る、そんな光景がまたエモーショナルで素晴らしかったです。
正直、
ロングバージョンで
半永久的に踊っていたい!!
って気持ちにもさせられつつ笑
豪快に鳴らした武井さん大活躍の「FEEVEER」にてライブは終了。
アンコールで何度も飛ぶ武井コールに百々さんだったかな?が、
「今日は武井のドカタの仲間が集まってる」と発言したのも面白かった(笑

アンコールでは、
再び藤田さんがドラムに戻り、
ポップな打ち込みナンバー「We Are Lucky Friends」
そしてダブルアンコールで「BIG-S」を披露して本当に終了でした。
前者では
フロア全体が飛び跳ね踊ってる光景が圧巻だったし
百々さんが観客を指差して「We Are Lucky Friends!」って歌ってたのにも
グッと来る仕上がりでした
この曲、
こんなに一体感あって
アンセムみたいな楽曲だったんだ…

今更ながら強く感じれたのも新しい収穫でした
ライブはこのように楽曲に対する新しい発見があるのが楽しいですね。
武井さん
「今日も(気温が)熱かったけど・・・あんたたちの方が熱かったぜ!」と名言を残し、
現時点では年一のランデブーとなっている狂騒のパーティは終わりを告げたのでした。
ありがとうございました!!!












1.冷たいコード
2.HigH
3.ばちかぶれ!
4.ロッキンルーラ
5.凡人のロックンロール
6.シンクロニシティ
7.流星群
8.Have you ever seen the stars?
9.GREEN&GOLD
10.24 hour fighting people
11.to hell with poverty
12.youth
13.ヒューマンビーイング
14.トーキョーロスト
15.metarica
16.sparkle music
17.happy new year
18.Shining
19.nuts
20.FEEVEER

21.We Are Lucky Friends

22.BIG-S














そう言えば、
しきりに「You are Rock’n’roll」演ってくれ!って言ってる客居ましたね笑
ただ、
セトリ的に言えば
思ったよりも偏りの無い
オールキャリア網羅って感じの素晴らしいセトリだったと思います
勿論、
このアルバムから無い〜ってのもあるし
曲数がそもそも多いので聴けなかった曲も多々あるけど、
バンドはマイペースながら続いていくみたいなので今後聴く機会もあるでしょう
管理人は今回9年ぶりとご無沙汰でしたが、
音源としてはコンスタントに聴いて熱くなってるので
今度はそんなに間を空けることなくあのロック空間にまた身を任せに行きたいところですね!




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