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裁量による運命。/「姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い」第7話 感想(コミックキューン2020年12月号)

2020-11-08 | コミックキューン
あるある。








ラブコメに於いて告白の障害になるもんは多々ありますよね
強風もあるあるですが電車の音とか花火の音とか雷の音とかもベタですよね
後は野球のボールとかね!(キリッ
なんでしょう、
素直に手紙にしたためればいいのに・・・とは思いますけど、
まあでも手紙ですら間違えて他の人のに、、、とかはありそうです
そういうのって、
物語を面白可笑しくする為の作者による裁量なんですけど、
最近はむしろ様式美というかお約束と化している節すらありますよね
聴き間違いネタはあからさまに某漫画のを意識したネタだと思いますけど・・・
でも、
それらを茶化してる訳じゃなくて、
それもまたラブコメっていうドラマなんだよなあ。っていう事なんでしょうね
多分・・・うん。多分!

ま、
人間の心理的に考えると、
少しでも不穏な事があると先延ばしにしちゃう悪癖があるので、
その点ではある意味理に適った心理だとは言えます
もっと言うと、
告白って勇気が要るので、
「そういうコト」を“今言わない免罪符”にしちゃうんでしょうね
そう考えるとラブコメの様式美って日本人ならではのもの・・・って感じもします
何にせよ、意外と・・・意外と!?両想いっぽい雰囲気が垣間見られて良好な話数でもありました。
榊さんの天然キャラっぷりも良い味だしてて本筋以外も面白かったのが尚良し!でした。







最後のオチも、
ほんっとうラブコメあるあるで非常に素晴らしいんですけど(笑
意を決したタイミングに何故か友人とかとの約束が入ってる、っていうね
ここまでこだわってると感動すら覚えるレベル
で、
思ったんですが、
やっぱ最終的には櫻子とくっ付く気がする
作者による裁量的なものをネタにしたって事は、
逆にそれをギミックにして運命を覆すオチになってもおかしくない
具体的に書くと今は負けヒロインだけど、努力して勝ちヒロインになりました、的な。
負けヒロインだからって諦めないで・・・っていうのが大筋のテーマに成り得そうな気がする
まあ、これらはあくまで自分の予想に過ぎないですが、、、
ただ、
主人公の夏樹くん櫻子LOVEだし、
榊さんは家族モードだし・・・って事で、
そういう意味では櫻子ENDを期待出来そうでポジ要素もたっぷりの良回でした
とはいえ、榊さんがこのまま鈍感な相談キャラに終わるか?っていう疑問もありますが、
まあでもそれはそれで未知の楽しみでもあるので、、、物語の相様に期待です。






しかし、
「寿司だ」って聞き間違え、
ギャグとして描いてるから笑えますけど、
これを某週刊少年誌でやったら完全に炎上しますよね・・・
そういう毒の要素もあるのが中々粋で読んでて楽しい漫画です(笑
コミックス1巻も12月末に出るらしいので、そこで水着ポスター&表紙巻頭期待してます・・・!
コミックキューンの編集部の方、これ読んでたら一意見としてよろしくです(切望)。




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