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普通の女の子でいたかった。/ナースエンジェルりりかSOS 第23話「聖なる願い涙にゆれて」 感想

2022-05-13 | ナースエンジェルりりかSOS











まず、
最初に前回まさかの助太刀をしてくれたデューイの事について語ろうかと思う
デューイは単純な言い方をすればりりか側に寝返った訳なんだけど、
そこには様々な感情が付随してたんだと想像します
自分は元々ダークジョーカー、
でも、
一つの❝駒❞としか見られてなかった~というある種のショックがあり、
その上でリスクを背負ってまで自分を本気で想い助けてくれたりりかに恩義を感じていたのだと思う
事実、
彼が一人で葛藤するシーンもあったりもしたんですけど・・・
それを考えると、ある種昔の侍か!ってくらい恩義深いヤツだったんだな、とか感じましたけど笑
ただまあ元々忠誠心は強かったキャラなので、本当に自分を大切にしてくれたのは誰か、
苦しい時に自分を助けてくれるのはどっちなのか?を考えて、
彼の中で❝選んだ❞んでしょうね
それはダークジョーカー「だった」という事実すら歪めてしまったデューイの中での確かな革命。
それと同時に、りりかの優しさやいたわりが決して無駄ではなかった、
誰かに心から優しく接した分、
それが正しく自分に返って来て報われる、、、と言った意味では、
これ以上なく正しい脚本であり、個人的に現実でもこうであって欲しいな、とも思いました・・・笑







ただ、
それとは別に、
りりかの中では加納先輩を救えなかった~という後悔の念が強いのも垣間見られました。
救おうと思えば救えたかもしれない、だけど、その時はその時なりの事情があって・・・・・
中々複雑ですよね
だから、
あのカノンは姿だけしか同じではないダークジョーカーだと分かってはいても、
心と身体は別物というか・・・
それもまたりりかの良さだったりもするんですけど、
それが今回は思い切り裏目に出てしまった~という印象ですかね。
まあでも人間そんなに機械みたいに即座に割り切れるもんじゃないからなぁ、、、。
その辺りの❝葛藤❞の深さもまた本作ならではの確かな面白さですよね。
所謂一般的な変身少女ものとは一線を画す「重さ」があります
(あ、ちなみに他を否定してる訳では無いですよ、一応)。
 でも、
ダークカノンのやり口も悪い意味で巧妙というか、
単純に脳筋で攻めて来るんじゃなくて、
所謂・・・
ちょっとした「お遊び」余興の中で事故で屠ろうとしてくる辺り厭らしすぎますね(笑
多分あれ、仮に成功してたら何かしらの演技で誤魔化してたでしょうし。
まあ正々堂々とは程遠い残虐ファイトでしたね。。







でも、
りりかは成長したね。
以前までのりりかだったら優柔不断で終わってたかもしれない
だけど、
今のりりかは、
昔よりも仲間への絆だったり感謝の想いが深くなってるのを感じるから。
今、
選ぶべきは誰なのか~という自問自答の末に、
ダークカノンに対してファイティングポーズを取る事が出来た
それだけでも確かな成長・・・と同時に、
そんな辛い選択をしなきゃいけない
自分の運命を呪い、
「普通の女の子で居たかった。」と吐露するシーンは観ていて気持ち泣けました
ただ、これを加納先輩が天国から観ていたらきっとそんな選択を心から肯定するでしょう
そういう意味では、あの日の・・・・・
第14話の❝誓い❞を正しく守っている、とも言えるでしょうね
涙を流しながら大切な仲間を大切な世界を護る事を正しく選択する
そんなりりかをいちファンとして大好きなアニメの主人公として誇りに思いました。







とは言え、
ダークカノンと真っ向から戦う決意をしたのは良いけど、
肝心の緑のワクチンが足りてない訳で・・・
ただ無残にやられる筈だったのが、
敗戦濃厚での悪あがきに変わっただけではあったんですが、
そこに颯爽と登場するデューイ様が格好良すぎました・・・・・!!(恍惚)
しかも、緑のワクチンの代わりに黒のワクチンを持って来て浄化させて使わせる~という有能っぷり
色々とピースがハマっていく作劇は観ていてとても快感で「面白い!」の一言でしたが、
 これね、
序盤のワクチンケースが透明な故に光に反射して眩しく見える何気ないシーンが、
ブロスから起死回生で黒のワクチンを奪い取る伏線になってたりね、
そういう細かい部分が良く出来てると思うんですよ笑
もっと言えば、
植物から生成してるっぽいんであの場所に光が差し込むエリアがあるのも道理が通ってるし、
またブロス自体はいつも暗い場所に居るので光に目が慣れてないのもあっただろうし、
最後逆上していて冷静に攻撃を当てれなかったのもさり気に上手いんですよね
最初に黒のワクチンが一杯出来た事を喜ぶシーンもあったしね。
珍しくブロスが狼狽える様を見れたのも痛快でしたし、
デューイの頭の良さが光る素晴らしい反逆のシーンでもありました!
自らの命を危険に晒してまで本当よく頑張ったと思う。。
 また、
黒のワクチンを持って来たデューイが、
(どちらを選ぶのかは)「お前の勝手」とりりかに告げたのも良かったです
ガムシャラに信じてくれ~と言うよりもああいう言い方の方がきっと信じられると思うので。
最後はりりからしい悪い意味での優しさが出てしまいましたけど、
まあ❝それまで❞を考えたらご愛敬、という事で、、、笑




お前誰だよ・・・(笑)。🥴



一つ気になる事があって、
デューイはこのエピソードで正式に仲間になった訳ではなく、
りりかにワクチンを託した後はそそくさと一人になってしまったんですよね
それは恐らく、
激情したブロスが間違いなくデューイを始末しに来る
だから、りりか達にその危険が被らないようにそういう道を選んだのかもしれないですが、
それはそれで健気で気持ち泣けるな~っていうか、
もうすっかり素晴らしいキャラになってるな!という印象ですが笑
うん・・・
ブロスは基本自分が傷付かないように、駒だけに犠牲になって貰う様に立ち回ってるけど、
流石にあそこまで自分をコケにされたらなりふり構わずに来る可能性も高い
デューイなりに色々考慮しての判断だったのかもしれない。
 そんな、
彼と彼を取り巻く彼女らの更なるエピソードは次回におあずけ、って事で
めちゃくちゃ頑張って23話の感想書き終ったばかりなんですが、
早くも24話を観返すのがすっげぇ楽しみです・・・!!
今回は最後の星夜の涙も、
りりかの優しさが生んだ「結実」も本当に気持ちが良くてこれまた最高の話数でした
デューイが「甘いな」とりりかを批判しながらも、それ以上何も言わなかったのも良かったですね
デューイはその「甘さ」に命を救われたんで、そこまで強く言えなかったんだろうなあと想うと、
結構涙腺に来るものはありました(笑

今回は2月以来3か月ぶりの感想になりましたが、
次は節目の回でもありますしもっと早く更新したいと考えています
今年の七夕のりりか生誕祭までには3クール目に入って主題歌が変わるところまで頑張りたいですね!
ちょっとでもりりかファンに届く感想が書けるように管理人も益々努力してなくては。。











あんまり触れられないけど、序盤の貴重なコメディ成分も好きでした。
普通に寝てる星夜(笑
貴族の血(笑
それと恋に恋い焦がれてる感じの安奈もカワイイ。



ところで、
この間エターナル少女カフェに合計4回遊びに行った時の記憶をまとめた記事を書きました
あれ書くのに半日以上費やしたので、まだ読んでない方は是非読んでみて欲しいです・・・笑🥺
これね↓
「エターナル少女cafe」に4回行って来た話~ありがとうTOKYO PARADE。
 ちょっと長いですが、
その分りりかの事にも結構触れてるとは思うので、、、
是非よろしくお願い致します。。
いつかりりか好きの方と生で語り合うのが管理人の夢の一つ、でございます。




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