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夢じゃない世界。/ルリドラゴン 第7話「ドラゴン絡み」 感想(週刊少年ジャンプ2024年14号)

2024-03-04 | ルリドラゴン












遂に、
あのルリドラゴンが帰って来た。
少年ジャンプの最終兵器であり、
今後のジャンプを背負っていく漫画の一つ...
であることは間違いない
事実、
1巻のみで20万部を売っている(今はもうちょっと売れてるかも)。
ただ、
作者の体調不良の問題でスタートダッシュに大成功した作品であるにも関わらず、
長期休載を余儀なくされ、約束された勝利からいつ再開するとも分からない絶望に変わった。
正直、
そのまま再開する事はなく、
そのまま終わって伝説の作品扱いになる可能性もどこかで過っていた
とは言え、その間にも次に来る漫画とかで1位とかになったりして居ないのに存在感を発揮していた。

振り返ると、
予想外の大反響によるプレッシャーもあったのかな?って思うけど、
真相は風の中である(全然関係ない可能性もある)。
ある種、
最近のジャンプに於けるちゅ、多様性。を証明する作品の一つだっただけに
色々な期待の大きさはいち読者からしても感じてましたが・・・
 幸運だったのは、
単行本が売れたのが大きかったからか、
新人の初連載であるにも関わらずまたジャンプに帰ってくるまで編集部が待ってくれたこと
実績のあるヒット作家ならいざ知らず、「ルリドラゴン」は単行本1巻しか出てない新米漫画である
なんかもうその時点で既に伝説っちゃあ伝説なのだが、、、
兎角、
大好きな漫画だったので純粋に続きが読める~ってだけで嬉しい
最後にこの漫画の各話感想を書いたのが2022年34号の事だったので、
それから1年半も経ってるんですよね
「あかね噺」と同じ年に開始してあかねが10巻到達してるからそう考えると長かったなあ。

今後は、
5週連続で紙のジャンプ本誌に掲載後に
ジャンプ+&電子版のジャンプにて隔週連載でやっていくそうです
何はともあれ、またルリドラの感想が書ける事自体も非常に感慨深いですね。。







で、
内容に関しては、
ちょっとセクシー?な扉絵から印象的だった放電状態の事について描かれました
身体から思いっ切りサンダーぶっ放してんのに何事もなかったかのように授業してたのは、
いかにも本作らしくて笑いました
そう、
このゆるさが本作の魅力だったんだよなぁ
少年ジャンプでゆるさが魅力~ってのが規格外ですけど(笑
 それに対して母親に相談するも、
「多分問題ない・・・と思う」って返って来るのも面白かったですね
人間があからさまに放電状態になるのが問題ないとは・・・?
まあ、ルリは人外っちゃあ人外ですけど。


ただ、
その状態に対して、
ユカは昔からの友達だし情もあるから変わらずにいてくれるのも分かるけど、
そうじゃない人が怪訝な反応を見せるのも正直無理ない気はする
漫画という俯瞰のメディアで観てるから管理人は味方でいれるけど、
現実にこういう人間が居たらいくら美少女でも恐怖心をまったく感じないとは決して言い切れない。
つまり、
ユカはホントに神なのだ(間違いない
そこに対してルリが背負うものや生まれるコンプレックスも勿論ありますし、
「ルリドラゴン」はイメージよりもお気楽な作品ではない。のも感じさせる第7話でありました


日直の手伝いを決めるとき
先生がツノで目がついたのも面白かったしルリの反応も可愛かった。
しかし、
同級生の前田さんは、
兎角ルリに深入りしたくない関わりたくない、危険因子として一刻も早く離れたい.....そういう印象でした
 でもね、
それもまたリアルっていうか・・・
前田さんが決して冷たい訳じゃないと思うのね
だって、
口から火炎は出すわ、
身体から電気は出すわ.....
ある種の危険を感じ取ってしまっても可笑しくないのも悲しいかな現実なんだよな
 当然、
出したくて出してる訳でもないから、
ルリに落ち度は一切無い
だから、
辛い・・・・・。
ユカとは180℃違う塩対応にショッキングな表情を見せるルリはぶっちゃけ萌えたけど(笑
でもはっきり言って誰が明確に悪い訳でもない、「ルリドラゴン」は半分くらいは生々しい作品だから。


現実問題、
いつでもどこでも放電する~ってなったら迷惑以外の何物でもないだろう
正直いくら可愛くても彼氏とか出来る未来が見えなくなってしまう
直撃して感電死も有り得るからなぁ。
これを、
如何にして克服するか~がキーになっていきそうだけど、
逆に操れる様になればむしろ一発逆転で人気者に返り咲けそうですが・・・
なんだかんだで、ルリの前途は多難だ
でも、だからこその❝物語❞
どういう風に解決するかは未知数ですが、だからこそ続きを追う楽しみがある~というもの。
再び紙のジャンプでルリドラを読める喜びを噛み締めつつ、ルリの「龍生」を応援していきたい!!と思います
 最後に、
青木瑠璃、お帰りなさい!!!!!















オマケ


実は、
新連載の時の一目惚れしたジャンプ本誌からスクラップで全話残してありました
電子版に移行するとこういう事は出来なくなりますけど、
でも物として残るものが少しでも増えるのは有り難い。
そう言えば、
本作って人気の割にはグッズとか全然出てない印象なんで今後そっち方面も期待したいです。

「ルリドラゴン」は最後の最後まで追い駆けるつもりなので、
お好きな方は是非よろしくお願いします。
これがジャンプの最先端だ。。



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