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絶望の丘。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第177 感想(ヤングジャンプ2024年26号)

2024-05-30 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女
絶望したっ!











新しいヒロインは絶望少女でした。
目の中に光も無く、どこか個性的な表情をしている・・・
なにか別の漫画の絵柄みたいな(笑)器用な技が光るキャラデザも魅力的です
そう言えば、
100カノって結構書き分け上手い方だよなぁ、って思いましたね
多分どのキャラも各々の特性に振り切ってるのも大きいと思いますが、
それにしてもみんな見た目だけですぐ区別が付くのは流石だと言える。
彼女ももう29人目(!!)ですからそういう技も必要になってくるのでしょう。


絶望に関して言えば、
よく分かりますけどね笑
この世の中は.….人間同士の軋轢があまりにも多すぎますもん
いや、
それだけではなく
生きるのが面倒くさくなる諸々も多いし。
なんだろう
色々要因はあるんだけど
結局は「上手く行かないな」ってのが続くと
「自分ってダメなんじゃないか」と感じるのが大きいかと思いますね
正直、
何度も何度も立ち上がるにも根気が要るというか。
時間を経て取り戻して再挑戦して折れて〜の繰り返しですから
負の永久機関が出来上がってしまってるのが本当辛いなぁ
って感じますね。
で、
彼女もまた短期間でボロボロになり続ける才能の無い人なんでしょうね。





分かるなぁ。



まあでも、
恋太郎ははっきり言ってネガティブとは真逆の人間ですよね笑
そりゃ彼にだって落ち込む事はあると思うけど、
いつだって恋に燃えてる人生だから
そんな暇も無いんですよね
それって
ある意味理想だなぁ。って感じますけどね
絶望を払拭するのは素敵な恋・・・ある意味では合ってる
まあそれが上手く行かなかったら更に酷いことになるけどね(遠い目)。

それと、
彼女の言った「努力を成せる人間だけの話であり」ってのも分かるな
努力出来るのも才能〜というのは事実だと思う
常に高みを目指して頑張っているのは偉い
だけど、
ずっと頑張り続けなくちゃいけないの?という疑問も出てくる
それをしんどい思いしながらキープしていく人生を幸福だと思える人ばかりではない
それは人それぞれの資質だとも思う・・・雪房田さんの言い分にも一理はあると思う。


ただ、
この世の中が本当に絶望だけだったら
とっくにみんな自死を選択してるわけであって。
やっぱり、希望・・・うん
楽しい事や
面白い事も沢山あるんだよね
その一つが作中にも挙げられている創作であるのは疑いようもない
実際、自分も創作物と言われる娯楽が無い時代だったらどうなってたか分からない
それを創り出し発表する事で彼女は救われて来たんだと思う

ならば、
この世は絶望だけ〜というのは間違っている
彼女には恋太郎が居る
どんな時でも、
味方でいてくれる
全力で愛してくれる恋太郎がいる。
だから、
詭弁になると思うし
この漫画も俯瞰で見れば創作物なので、
そんなメルヘンが許される世界なんですよね。
そういう意味では美しい顛末…..と言えると同時に、
読者に対しても「悪い事ばっかりでもないよ。」と告げてもいる
そんな素敵なお話に仕上がってた・・・と思います
何より、
雪房田さんとっても可愛かったし!
なんだかんだ言いつつ、縋るものがある〜ってのは誰しも大きいものなんだなと思いました。
だから、
(何かを)「大好き。」と想える事がその人自身を救っていくんでしょうね。
これからの雪房田さんの人生が幸福でありますように!












オマケ。


今週のヤンジャンに付いてきた連載作品全員集合のポスター。
ちょっと週ジャンっぽい付録でしたね笑
個人的には
100カノ以外なら「のあ先輩」と「女性専用。」が今の推しかな
食が好きなら「女優めし」も・・・見事に女ものばっかりだな(わはは)
ヤングジャンプ45周年おめでとうございます!!



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