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忠誠の理由。/破壊神マグちゃん 第57話「眷属チヌ」

2021-09-06 | 破壊神マグちゃん
面白い(笑)。








個人的には、
マグちゃんは威厳がない訳じゃなくて、
ただ純粋に強烈に愛されてただけだと思ったけど・・・笑
でも、
最後にチヌが改めて「お手」で応えたのも理解出来るんですよね
マグちゃんは“危険に晒した”という表現をしてたけど、
逆に言えば、
ああいう状況下で自分をあそこまでして懸命に助けてくれる~という「証明」でもあったと思うんですよね
ぶっちゃけチヌの飼い主に伏線として注意喚起された時も、
マグちゃんなら車に轢かれても大丈夫だろう。とは感じてたんですけど
(しかし車に轢かれても大丈夫だと思える漫画の主人公って一体・・・笑)。







まあそれでも、
(ある程度の)ダメージはあっただろうし、
ペチャンコになる事で生じるリスクも勿論あった訳ですけど、
それでも邪神であるマグ様が率先して自分を助けてくれた~というのはインパクトもデカい
恐らくは自分はこの程度では死なないというのが分かってるからこその優先だったんでしょうが、
助けられた方としてはやっぱ恩義も感じますし忠誠の度合いも強くなりますよね
これが例え人間相手だったとしても、
正直信仰されてたんじゃないかな~とか思うので
そう考えると邪神でありながら使徒想いのマグちゃんの“凄味”が凝縮された話数でもありました
以前も25話で困ってた使徒である流々を渾身の力で助けてみせた出来事がありましたが、
威厳を示す事に躍起になっていると思いきや、
何気に使徒に対する思い遣りの気持ちも強い~という、
高圧的でありながら深い慈しみも持ってるのがマグというキャラなのかな。と読んでて思いました
 チヌも、
そんなマグちゃんの素晴らしさを理解してるからこそ、
最後に今一度深い忠誠を誓ったんだと思うしそこには恩義も存在しているんでしょう
なんせ自分の為に身体を張ってくれるくらい自分を想ってくれてる~という事ですからね
正直、
今回の散歩も色々な出会いとかあって楽しかったと思うし・・・笑
チヌもまた、そんなマグちゃんの背中を見て益々大きく逞しくなっていくんでしょうね
誰かを守れるくらい強い存在へ―――――。
ちょっと今回の話はいつもよりもしんみりとしたテイストのお話でしたが、
その分水面下に漂っている感情の動きが読んでて感慨深い気持ちにさせるお話にも感じました
読者に解釈を(ある程度)委ねてる説明の少なさも含めて秀逸な57話でしたね!










ただ、
マグちゃん、
「己が身を挺してまで」って言ってるけど、
先に己が身を挺して助けてくれたのはマグちゃんだからね(笑
その前に必死に制してた事からマグちゃんの落ち度(?)も少ないとは思う
勿論チヌは犬だから命令を愚直に聴いてしまうのも仕方がない
だからこそリカバリーが見事だったし、
そんなマグちゃんだからチヌも懸命に救助したんでしょう
最後のコマのマグちゃんのセリフはそういうチヌの想いも汲んだセリフだったのかな、と
今回個人的な解釈多めの感想になってますが、まあ、こういう感想もあるよ、という事で(笑
マグちゃんとチヌの“絆”がまた一つ深まった、そんな記念碑的な話数でもありました。

あと、唯歌ちゃんの妹・・・めっちゃ可愛かったです!!(満面の笑み)←←←



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