サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

asmi「Do you know me?」@恵比寿LIQUIDROOM 22.12.10

2023-02-19 | LIVE











去年の12月10日にasmiのワンマンライブを観ていました。








GWのワンマン以来のワンマンライブでした
ただ、
その間にはmeiyoさんのイベントライブでも観てたので、
都合3度目の鑑賞で・・・ただ、この日は曲数が一番多くて、
今まで聴けてなかった楽曲も聴けて・・・大変楽しかった思い出ですね
asmiさんのライブって言うのは普段行くライブとは違って、
横ノリの魅力...というのかな
ゆらゆらビートに乗って楽しむ~的なカタルシスがあるので、
そういう意味合いでも新鮮な一夜でした。以下。







一曲目は「言えない」でした
この曲も生で聴くのは初めてでした
色々なところでfeat.されてるので意外と初めて聴く楽曲も多かった様に想う
そこから、大好きな「Gerbera」を序盤から投入され管理人もニッコリしてました
今のところ行ったライブでは必ず披露されてるので聴ける内に聴きたい~っていう。
ベイビィの浮遊感と聴き手を包み込む抱擁感にこの日も温かい気持ちに。
そこから、
クラブ仕様のビートに切ない歌詞が載る「last」、
そして繊細なギターも心地良かった代表曲「memory」に続いて行く。
余談ですが、バンドメンバーが3回中3回とも同じで聴き手としても安心感がありましたね笑

ポップで当時のモヤモヤもしていた心境にも似合っていた「Mon Star」も良かったし、
存外に泥臭い心情を押し出して歌っていた「earth meal」の.....
辛くても笑う~というテーマ性もとても響きました
特に、
「ヘタクソね」ってフレーズは常に自信のない自分にとっては凄くグッと来てましたね
レイヴ感たっぷりだった「lemon tea」も気持ち良かったし、
そこから・・・
まさかのカバー曲「クリスマス・イブ」を披露
原曲とは違ってあの「ぉ~おう」みたいな咆哮?を敢えて歌わないのが独自色があって素晴らしかったです。


そして、
衣装チェンジの後に、
小道具たっぷりのセットから、
窓を開けて始まる(!!)といった演出も粋だった「wish」
これは後々画像載せますけど、舞台演出みたいな雰囲気もあってこれまた素敵な出来栄えでした
切なくも本懐に満ちた願いをしっとりと歌いあげ、
その流れで渾身のバラッド「例えば」。
この曲では、
「誰にでも優しくないとこが好き」って歌詞があって、
これって人間のある種の本懐の一つでもあるよなあ・・・なんて想いながら聴いていました。
まあ要するに誰しも特別扱いされたい~とかいう本音の本音があるんですよね笑
更に、
ミディアムチューンの最後を締めるのは切ない歌詞が胸を打つ「lonesome」。
何気に、ファーストアルバムの楽曲が多いのも嬉しい事ですよね。


ワンマン、という事で、
以前のコラボ楽曲も披露。
まずは、
meiyoさんとの3マンでも聴けなかった「なにやってもうまくいかない」は嬉しかった!!
曲中の「はぁ~あ」の部分のリアル感と破壊力がまた実に恍惚的でした。。
そして、
個人的に衝撃的だったのは「ブルーアンビエンス」でしたね
Mrs. GREEN APPLEにfeat.された楽曲をソロで披露したんですけど、
これがむちゃくちゃ格好良かった。し・・・
疾走感も、
いつものasmiさんのライブとは違う類のインパクトがあって、、、
横ノリからいきなり縦ノリになった。とか表現すると分かりやすいんでしょうか
 兎角、
この曲の歌唱は大きかったですね
ゆらゆらとリズミカルに揺れる楽曲が多いからこそ、
急に王道のギターロックが挿入されて緩急としては抜群だったと思う
不敵で、かつ、誠実な歌詞にもまた感銘を受けましたし、この曲歌ってる彼女は...繰り返しになりますが、
本当に格好良かったですね。。

そこから、同じ事務所の仲間たちを招いての「What's up」があったり、
この辺のオリジナル楽曲ではない曲たちの披露は色々新鮮味たっぷりで面白いコーナーでした。


しかし、
オリジナル楽曲も負けてはいない。
最高に踊れる仕上がりの「anpan」、
そして、既に人気曲の相様を醸し出していてる新曲「ブラックコーヒー(表記不明)」の疾走感・・・
そう、asmiさんの楽曲の中でも最高のBPMでは?と思う位のスピード感あるビートで、
ちょっと切ない感じの歌詞が繰り出されるカタルシスは超快感でした
そこから、
やっぱり最後の「生きてみよー!」に元気を貰える「ヨワネハキ」、
本編最後は鉄板とも言える「Call me」を情感たっぷりにステージに叩きつけて終了。
「Call me」はいつ聴いても最高で、歌詞もasmiさんにしか書けない独特のセンスが滲み出ています
特に、
「アホ一人」(青い鳥にも聴こえる)部分はいつ聴いてもテンションが上がりますね
行き場の無いモヤモヤを発散してるフレーズの数々に共感もしつつ.....
塩梅の良いセトリも秀逸であった❝進化❞のワンマンは無事終了。
ありがとうございました!









言えない
Gerbera
last
memory
Mon Star
earth meal
lemon tea
クリスマス・イブ(山下達郎カバー)
wish
例えば
lonesome
なにやってもうまくいかない
ブルーアンビエンス
What's up
anpan
ブラックコーヒー(新曲・表記不明)
ヨワネハキ
Call me

PAKU
X'mas Wreath








アンコールでは、
去年人気だった「PAKU」を披露
これ、
音源でもそうだけど、
「確かなことだけ見つからないや」の部分がすっごく好きで、
何故なら管理人も確かなこと、本当のことって全然見つかってないので(笑
感情移入してしまうし、
ここの部分になると多少しかめっ面になるのもリアル感あっていつも好きですね
 ただ、
この日のハイライトは最後の最後だった「X'mas Wreath」だったかなぁ。
これね、
言葉で表現すれば陳腐になるかも分からないんだけど、
目の前に冬のロマンが浮かび上がるくらいに良かった・・・というか、
イルミネーションがたっぷりの街並みも、
幼少の頃の思い出も、
全部含めて冬に生まれる多幸感だったり「綺麗なもの」を素直に愛せた感覚があって。
つまりはそういう感情を想起させるパフォーマンスだった様に想ったんですね。

この日一番温かい歌声で、
カズンの「冬のファンタジー」にも負けないくらいのロマンチックさを演出していて。
そういう・・・理屈では説明しがたい芸術性を感じられてホントに良かったです
それと、自分元々冬って好きなんですけど、改めて良いな、と笑
音楽で夢やロマンを観れる事の証明にもなっていた、
それくらいの素晴らしい一曲でした。

「音楽の可能性は無限である。」という信念を後押しさせるような終わり際で、
改めてasmiさんの魅力を前面に感じる事が出来た会心のワンマンでしたね。













5月のワンマンも凄く良かったんですが、
12月のワンマンはそれ以上の満足感でした。。
ま、
今の方が良い~っていうのは正しい姿ではありますよね!
それとセットリストの曲数も20曲という5月の頃から大幅に増えていて、
今後のライブ活動に於ける期待値も増したような公演になってたのも良きでした
2023年は是非フィジカルのアルバムとか出して欲しいな~という個人的な願いも込めつつ、
また今年も心に沁みる公演をガンガンやっていってくれたら嬉しいですね。
最後、
ライブが終わっても名残惜しそうにステージから中々離れない姿もまた印象的でした。



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