サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

【祝!20周年】快楽天 2014年10月号 感想

2014-09-10 | 快楽天







まずは20周年おめでとうございます!
20周年と言っても20年前は普通に買えない・・・というか小学生だったんで(笑
その頃からの想い~というのは物理的に持ち得ないんですがそれでもそこそこ長く読んでるので
これから先も良い作家を育てて成年漫画界を引っ張っていく存在であれば良いですね
ちなみに私は関谷あさみ目当てでチェックし始めました。だから村田さんの表紙はリアルタイムだと初なんですよね。
記念号に相応しいゴージャスな表紙になっているなあ、と素直に思います。









◆婿殿Uターンシップ?/こんちき

こんちきさんがここまでストレートな純愛ものを連発するのも早々ないですね
そしてそのクオリティが高い為に益々グッとくる仕上がりになってます
割とコメディに振り切れた作品が散見される中で
こんだけど真ん中の王道を描いても全然イケちゃう・・・どころかある意味適正なのでは?とすら思える
それくらい優奈と龍ちゃんの関係性や描写の数々にはニヤニヤさせていただきました
ちょっと懐かしいテイスト(カップルを阻害する一派とか)も手伝って世代的にも随分楽しませてもらった気がする
最終的に認めてもらった顛末も、あのオチも含めて(笑)真っ当に純愛コメディを貫けてた印象で凄く良かったと思います
メイン二人も最高ですけどトメ吉のキャラも際立ってましたね~
あの人結構好きです(笑

成年漫画の魅力は単に性的目線だけではなく、行為を絡めることによって
一般漫画では表現出来ない強い結びつき、純愛の深さを表現出来るのもあると個人的に思ってます
そんな持論を確信させるような作品でした(前回のも含めて、ね)。
そして優奈の可愛さは大正義!



◆なつのおわりに/いぬぶろ

ひなこちゃん可愛いな・・・
いぬぶろさんの描く女性は妙に生々しい色気があるというか
その色気で以ってこういうちょっと扇情的な小悪魔系女子を表現されると堪らないですね
外見はまだ幼さが残るのにアプローチや実態は大胆なのって凄く背徳感をそそられる感じでイイです
あどけなさと魔性の魅力が良いバランスで混在している良作だと思います
最後のオチもちょっとした傷を残す方向性で印象に残りますね。

でも本人(ひなこ)は半分は天然なんだろうから、そう考えると
余計に切ない感じもして、だからこそ素直に印象に残るオチとして受け入れられるんだろうな。
これが全部計算だったら笑えないからねえ。でもそんなひなこちゃんが大好きです。



◆お姫様のひみつ/mogg

前回の「ガールズ・トーク」には未だにお世話になってますね(笑
そこから一転、今回はまた乱れもの・・・と思わせて最後は純愛で終わる、という
中々に挑戦的な作風に仕上がっております
凄くドラマがあって面白かったんですけど、比喩表現も冴えててそういった独特な表現もまた印象に残りました
読んでてドリーミーに感じるというか、でもそこが最大の持ち味になってて雰囲気あるなあというか。
何よりもヒロインの花梨が本当にお姫様ライクなルックスなのが一番素晴らしかった
その画力の高さ、にも唸らされた一作

とても繊細な画風、作風なのにも関わらず肉感的な行為のシーンもまたイイですね
今回のヒロインは多少膨らみも目立つのでそれもあって余計にお世話になりたくなりますね(笑
冒頭のいかにも遊び人風の淫らなシーンよりも後半の清楚でありながら扇情的な表情を見せるシーンのが個人的に好きだ。
要は可憐で官能的なのは最高って事ですね!



◆ありすちゃんのラブラブれぽ/もず

これは相当の狂気を感じますね
その前にまずありすちゃんが普通に可愛い、ってところからなんですが
だからこそ、本当に良い子だって描いてるからこそ従順に淫らになっていく過程に興奮出来る
彼女のドキドキや堕ちていく快感を読者もリアルに共有出来るような作品になってるかなあ、と
敢えて主人公のありすの相手をぼかし気味に描いてるのが正に象徴的です
露出モノ好きにとっても良質の成年作品だなあって感じました。
友人たちの反応も面白い(笑
最初は明らかに茶化してるのにどんどん青ざめていく過程もコミカルでしたね
でもこういうギリギリの作品もまた読者のドキドキを煽れる立派なエンタメだと思いました

ありすちゃんは外見もちょっとポチャっとしてて自分好みですね
ポチャって言っても顔はしっかりスリムなんで絶妙なポチャっぷりが何とも
震えながら車内や車外で裸で居るシーンの数々は表情の妙もあってやたら興奮しました
それでいて肉付きのいいムチムチっぷりだったり、耐えきれず即座に求めるあいらしさだったり
単にコンセプトが秀逸なだけじゃなく土台となるキャラ描写がしっかりしているのが尚良かったです
やはり成年漫画はバックボーンが重要だなあ、と改めて感じた一作。
最後のありすの表情がまた狂気を際立てていてベターでした。
















次号は敬愛するきいさん、ひげなむちさん登場でまたも俺得号です!