ロシア日記

~ペルミより愛を込めて~
日本語教師と雪のダローガと足跡

~サンクトペテルブルグ~
雪の上の足跡

夜遊び in Perm

2013年11月08日 | 日記
 近頃は、もうすぐ生徒の日本語能力試験もあり、私も5時間かけて隣町にいかなければならない用事などがはいり、いろいろなイレギュラーな行事も入ってきたので大変な日々でした。いくつかの行事は終わり、いくつか重要なものはまだ残っているので、気が抜けない日々です。
 そんなストレスな日々の中でもたまには息抜きも必要です。ということで、ハロウィーンパーティーに同僚のユーリャとナスチャとペルミのクラブに初上陸してきました。
 まずは、仕事後、とりあえず集合ということで、私の家にナスチャが来ました。仕事を終え、家のドアを開けた途端、赤いドレスに頭にコウモリをつけたナスチャが飛び込んできました。ナスチャの綺麗な顔の上で二匹のコウモリが揺れていました。横から紫のミニドレスに身を包み、ウサギの耳をつけたユーリャも顔を出しました。
 みんなでパスタとサラダを食べ、もう一度お化粧をし直したらいざ出発です。
タクシーがやってきて、みんなで乗り込み、夜の街を走り抜けます。夜遊びはこの前段階のワクワクする気持ちがとっても楽しいのですね。
 
クラブはアリスの衣装に身を包んだ娘二人と女王様のドレスを着たママたちと踊った瞬間がとっても楽しかったです。そして本当に美しいロシアの女の子たちに見とれた一夜でした。

飲み会の夜

2013年11月08日 | 日記
 飲み会に行ってきました。
お店に入って座り、さっそくテーブルの下から回ってきたのは、写真のフラスクです。よく古い洋画の探偵ものなんかで、酔っ払いが銀色のステンレス鋼でできたフラスクを胸元から取り出し一口飲んでは、また胸元に仕舞うというような動作で見るあのフラスクです。
 映画よろしく私も一口飲んでは隣の人に回すという動作をしていたのですが、一本目のフラスクがなくなる頃、さらに回ってきたのは大型のフラスクです。
 このフラスクの持ち主は、「これは父が作った形見なのだ」といっていました。
 中に入っていた甘いラム酒のせいですっかり酔っ払ってしまい、翌日は完全なる二日酔いでした。ロシアの二日酔いは、東京のそれとは比べようもなくお酒の濃度と比例し強く、回復するのに丸々24時間かかりました。
ロシアの酔いに乾杯🍸

お鍋とスメタナ

2013年11月08日 | 日記
 ピンクのボルシチの上にのっているサワークリームは、ロシアではスメタナといいます。
ロシア人はスメタナが大好きです。スーパーにもたくさんのメーカーと2,5%のものや3,2%のものと豊富に並びます。
私もスメタナは好物でときどき朝食のパンの上にのせて食べます。
 
 先日、生徒がうちにあそびに来たときに昨夜の残りの鍋をだしてあげました。すると彼は、スメタナがほしい、というのでてっきりパンにつけて食べるのかと思ったら、スプーンで掬ってぽんと鍋の上に入れたのです。
 呆気にとられて見たあとで思わず笑ってしまいました。流暢に日本語を操る彼だったけど「ヤン君は本当にロシア人なんだね」と言いました。
 これが文化と食生活の違いですね。面白いですね。