峠の茶屋とは、柏崎の事業「あづまっぺ釜石」で協力して頂いている、
郷土料理研究会のお母さんの食堂です。
笛吹峠を通って、遠野から釜石へ行くと、釜石側にある一番はじめのお店です。
自分で作ったり、採ったりした材料を、無添加で調理します。
しかし、ここ一年間は開いていませんでした。
そのお母さんがこの4月28日から再オープンするということで
看板などの外装のデザイン&作製をさせていただくことになりました。
私達の想いは
遠野方面から来た人たちに寄ってもらい、
釜石の情報などを発信できる場づくり、
そしてこのお母さんのおいしい料理をおいしく食べる場づくりにしたい。
どんなにおいしいものがあっても、
立ち寄りたい、行ってみたいという場にしなければもったいないということで
題して「復活!変身?!峠の茶屋プロジェクト」始動です!
手がけるのはこの二人。
二人とも大学生のボランティアさんです。
どちらも、芸術専攻で、一人は木工、一人は金属を専門で勉強しています。
偶然にも、この素晴らしいタイミングで釜石に来てくれました!
この二人を棟梁にして、このプロジェクトを進めていきます。
まずは、材料である木材集め。
森林組合の方に提供していただきました。
加工は、地元で木材加工している、お母さんの旦那さんの協力を得ながら。
北海道の学生×製材所×飲食店という、コラボレーションが実現。
今日は、棟梁の指示の元、木材をカット。
カットされた木材は一体どうなるのでしょう。
乞うご期待。
プロジェクト1日目を終えて棟梁は、「こんなことは大学ではできない!!」
と感動していました。
色々なボランティアさんが来ますが、みなさん口をそろえて言う言葉があります。
「地元の人たちから、学ばせてもらった」
ボランティア活動を通して、自分が成長していくのを感じている方が多いようです。
そのような意味では、ここ釜石は、ボランティアの場というより、「学びの場」という方が合っているかもしれません。
この地には、そんな経験ができる場所や、その経験を与えてくれる人がいます。
みなさんもこの釜石に「学び」に来ませんか。
有原