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被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

ガレキバスターズ!! IN箱崎part2

2011年11月10日 | ちから仕事

先日に引き続き、本日も箱崎地区にて個人宅のガレキ撤去を実施しました。

 

作業参加スタッフ(個人情報保護のためニックネームにて)

 

ボランティアリーダーもんじぃ

 

てっちゃんさん、こうちさん、よっちゃんさん、GIジョーさん、アオさん、ハトさん、

 

まっちゃんさん、のちさん、いっちゃんさん、Yさん、

 

かのちさん、とぅーみさん、うらちゃんさん、まつさん、

 

そして筆者くわちんの総勢16名での作業となりました。 

 

津波の被害を受け作業を始める前の状態はこんな感じでした・・

 

被災した家を見るたび心を痛めるという依頼者さま・・・ 

もう、そんな悲しい想いはしてほしくない・・・

ボランティアリーダーもんじぃの指揮のもと、

 

みなさんがんばってテキパキと作業をしてくれました♪

 

 

 

おらよーっ♪どっこいせー♪2階の女性陣もテキパキと 

 

 

そして作業開始から3時間・・・

 

 

 

見違えるように片付きました

 

 

最後は依頼者さまも交え、記念撮影をパチリっ

 

依頼者さまにも喜んでいただくことができ、

 

とても心あたたまる1日となりました。

 


ガレキバスター!!IN箱崎個人宅

2011年11月08日 | ちから仕事

本日は箱崎地区にて個人宅のガレキ撤去を実施しました。

作業参加スタッフ

個人情報保護のためニックネームにて

ボランティアリーダーもんじぃ

Yさん、しおさん、軍曹さん、風来坊さん、ヒサさん、こんちゃんさん、

てっちゃんさん、ともみそん、かっすんさん、ひーちゃんさん、

 いっちゃんさん、かのちさん、バンビさん、くわちん

 

家屋内には冷蔵庫や食器棚など大型の物も手付かずで残っておりましたが、

総勢16名で作業をおこない、参加スタッフの皆様の活躍によりなんとか

時間内に個人宅1階部分のガレキ撤去・ドロ出しはほぼ完了。

今現在もまだまだ手付かずの家屋もありますので、

今後も継続して作業を実施してまいります!!


片付けは続く

2011年08月07日 | ちから仕事

仮設住宅への転居が本格化し、生活支援局面は変化して来ていますが、一方、瓦礫の処理、特に小間物はまだまだ実施しなければならない場所があちらこちらにあります。

草の中、林の中、重機が入りにくい場所、小川の土手、排水溝・・・・被災者よりの希望は続いていますが・・・、ボランティアの数も減っています。生活支援NPOはさまざまと増えていますが、お片づけ隊の姿はめっきりと少なくなりました。

我が方もお盆過ぎのボランティアさんがいません・・・。 職員スタッフ2から3人では支援も限られてしまいます。

8月16日に苫小牧発で現地行き車両を配車予定です(フェリーがまだ取れていませんが・・・)

同乗して頂けるボランティア募集中です。 できれば、現地滞在3から4日・・1週間以上

行きの旅費はねおす車に乗って頂ければ旅費はかかりません。1週間以上関わって頂ける方には帰りの旅費はかかりません。

ボラセン滞在費(宿泊食事)もボランセン運営費でみますので、無料です。

みなさん、よろしくお願い致します。


岩手大と協働作業

2011年08月06日 | ちから仕事

◆岩手大学と協働作業

 ここ数日続けている箱崎地区の草刈と瓦礫収集・・。スポーツ系の屈強な男子学生が炎天下で頑張ってくれました。大人数でしたのではかどると思いましたが、終わりませんでした。お盆が近付いていておりお墓参りの準備が必要なのですが、地域にはわずかなお年寄りしか残っていません。お墓に通じる道路の草刈も要望されています。来週も続きます。

 

 


釜石市街

2011年08月05日 | ちから仕事

◆片付け作業

暫く日差しがでなかったのですが、今日は灼熱の太陽でした。

 

重機が迫っているけれど、瓦礫が背が高くなった草に埋もれている箇所が目立つようになっています。ここ数日のお片付け隊は、そのような場所の草を刈り、重機が集めにくく散らばっているモノを一か所に集める作業をしています。

 

朝は涼しいので早朝作業がいいのでしょうが・・、身体のペースもありますし・・結局9時スタート作業となってしまうので、今日のような日は大変です。午後は、2時半過ぎに早めに切り上げました。 明日は岩手大の学生さん20人が来ますので、彼らと一気に撤去作業です。

 

◆ネットワーク営業

釜石のNPOリアス、復興新聞を訪ねました。北海道で基金運用をしている内閣府社会起業支援コンペの一部枠を被災地へ持ってくることになりました。その営業を、札幌から来たHさんとネットワーキング営業、広報活動をしました。 久しぶりに訪れた釜石市街地は大きな瓦礫こそは片付きましたが、ガランどうになったビル群が痛々しく目に移りました。


次の課題・伐採作業

2011年08月02日 | ちから仕事

                 

支援を続けている漁師Mさんの漁港がある根浜(ねばま)海岸の集落の周りの山林です。

この海岸へボランティアで清掃に来て頂いた方はわかると思いますが、この写真では大きな舟がまだ撤去されていませんが、瓦礫がなくなり地面が出ています。背後の斜面もきれいになったでしょ。 皆さんのおかげでここまで撤去作業が進みました。

根浜地区は重機による瓦礫撤去もほぼ終了します。 撤去できなかった細か物やガラスなどの取り除き作業は続けますが、撤去作業は、この隣の港集落、箱崎に移しています。 

さて、次の根浜の課題です。 再度写真をご覧ください。海岸側の全面、津波をもろに受けた杉がすでに茶色に枯れてしまっています。 この杉の伐採撤去が次の課題です。

これはプロの技が必要です。 森づくりの専門NPOと協働をお願いしてゆきます。

高木


片付け作業・・求人

2011年07月31日 | ちから仕事

 

 

夏草が瓦礫の隙間から生い茂り始めています。アカザなどは茎が木のように固く太くなり手で引き抜くことができません。

週末ボランティアのおかげで、片岸、根浜地域の家屋の残骸、流れ着いた生活品などなどの片付けはかなり進みましたが、それは全体からみれば一部でしかありません。

しかし、所有者がいる土地であり、流れた家であっても持ち主がいます。また、ボランティアでなく委託を受けた業者も入っているので、勝手にかたずけはできません。 所有者の了解が必要です。

ところが片付けがままならず埋もれて瓦礫化している場所は見渡す限りあります。遠野のボランティア組織にお願いしても、ボランティアが少なくなり断られることもあるようです。

箱崎地区のUさんと直接お話すると、やはり片付けて欲しい場所はたくさんあります。 一回一回確認了解をとらずとも、私達に時間や人員があるときにかたづける場所を設定して頂くことにしました。

今晩、地域の地区長さん会議があるそうで、そこで話題にしてもらいます。

片付けに意欲がある方・・ぜひ、ご連絡ください。

 


5/28・29ボランティア隊、ありがとう

2011年06月01日 | ちから仕事

今回のボランティア隊は、スタッフを入れて19名です。
そのうち学生が13名、社会人が6名という内訳でした。

それぞれの立場、バックボーンが違う方々が、「震災支援」という言葉で集いました。
慣れないフェリー、そして秋田からの移動バスの中に、
それぞれの思い、それぞれの願いが濃く充満しています。
そして、車窓からの風景が変わった瞬間、その空気はさらに濃くなりました。

今回の支援活動は、おもに「瓦礫撤去」です。
バス内で現地スタッフからレクチャーを受け、降りたらすぐに活動が始まります。
瓦礫撤去は、基本的には重機がやるのですが、
重機だけでは動かせない細かなもの、重機が入ることができないところは
人手に頼るしかありません。
電車の線路と国道や松林の間にたまったものを、重機が運び出せるところまで運搬します。
装備を万全にし、思いを込めて黙々と運びます。

いろんなものが出てきます。そして、名前の書かれた手紙やノートも出てきます。
そう、その一つ一つはゴミではないはずです。
「瓦礫」というより「漂着物」、「撤去」ではなくて「整理・片付け」なのかもしれません。


 

終了後、スタッフも含め全員で、活動の振り返りと明日に向けての思いを共有しました。
同じ場所で、同じ活動をします。
しかし、立場やバックボーンで、感じ方は全然違います。
とつとつと深い言葉を引き出す人。思わず感極まる人。
ひとつの活動から、人数分のキーワードが出てきます。
それをなるべく多くの人と交換しながら
自分の中にある思いを掘り出し、修練していく時間を過ごしました。

宿泊場所は、釜石の山側にある「青ノ木集会所」です。
美しい森の中にたたずむ、すてきな集会所でした。
地元の方の、心のこもったもてなしを受けます。

なんといっても東北。山菜を取り扱った、味わい深い料理の数々。
そのおいしさに、う~むと唸るしかありません。
そして周囲は、美しい緑と清流、美しい桜。
ハードな撤去作業・慣れない雑魚寝による疲れを取るべく
翌朝は高炉跡まで散歩をし、体をほぐしました。
五月雨に濡れるヤエザクラの美しさといったら、もう・・・。

このようなおもてなしを受けると、津波があったから釜石に来た、というよりも
「釜石の美しさに魅せられたファンの一人として、手伝いに来た」
という気持ちになってきます。
この美しい街と人のもとにもう一度訪れたい、そんな気持ちになる宿泊でした。

翌日は、雨のために当初予定していた撤去作業は中止。
そのため、少し広範囲に被災地をめぐることとしました。

大槌町。
震災以来、ほとんど手の入っていない箇所がまだまだある町です。
昨日、みんなで撤去作業をして「頑張ったからきれいになったね~」と
それなりに満足感を抱いたのですが、それが一気に消えるような感覚です。
「みんなのやったことは、ほんの一部でしかない」と。
しかし、
「ほんの一部でしかないけど、みんなでやらなければいけない」
とも思います。

あ、雨が上がってきました。バスの時間まで、まだ時間があります。
なにかしたい。でも、出しゃばるわけにはいかない。
どこか、できるところはないか。
その思いを感じた現地スタッフが、ささっと調整に入ります。
宝来館のIさんの計らいで、
竹林に入ってしまった瓦礫を出させていただくことにしました。
安全と自分の体調に気を使いながら、一気に活動を進めます。

なんとか無事終了。
思いがギュッと詰まった1時間の後に撮った集合写真。
なんか、みんな少し前向きになれたようなよい表情です。

短い間でしたが、これで現地での活動は終了。
でも、たくさん考えました。身体をたくさん動かしました。心がたくさん揺れました。
それが、それぞれの「次」を生むと思っています。

 上田

 

 

※現地コーディネーター(被災者)の活動は、札幌市の「さぽーとほっと基金」の助成を受けました。ありがとうございました。