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【猫と建築】 ブログ館

近代建築/看板建築/古墳/城/猫/ダム/ピクトさん/鉄塔/B級スポット/マンホール/変な看板等を収集しています

【群馬県】伊勢崎市路地歩き

2010年02月11日 | 散歩/旅行
 
昼間だったらこういう路地にも入れます
夜はちょっと怖いよね



「公衆電話」なんでしょうこの看板。他で見たことないですねー



 
純喫茶がありました。営業はしていないようですが。
風俗的な○○喫茶とか××喫茶などと区別するために健全な場所であるという意味で
純喫茶とつけられたようですが今となっては純喫茶って何?という感じになっていますね。
あとはアルコール類は出さない店という位置づけのようです。



気になる戸袋



本町あたりにありました「村越美容室」
   
「創業百年 経験と信頼のある店」と書いてあるショーケースの中はご覧の通り。
わたしの好きなさみしいショーケース。(という名の物置)
実質的に物置になっているとはいえ人目にさらされることはある程度考えて置いて
いると思うのですが、いつか持ち主さんにきいてみたいです。



村越美容室の向かいにあるちょっと洋風を意識して作ってみた建物。
裏から見たらペラペラでした。



路地を歩いているうちに平衡感覚がなくなってきて窓が歪んで見えます。



名前を失念してしまいましたが現役の銭湯ですv



神社の境内の一角にスタジオ。「スタジオJ」とあったけどJINJYAのJなんでしょうかね。


 

 
平和町とりせん駐車場にある、富士重工ののこぎり屋根の保存部分。
以前もブログで紹介しましたが、何度行っても妙な空間。
レンガ建築はたったこれだけでも保存するのは大変だと思います。

2010.01.17.撮影





【群馬県】伊勢崎織物会館・旧時報鐘楼

2010年02月06日 | 近代建築/看板建築/近代化遺産/史跡/建築物
■伊勢崎織物会館  群馬県伊勢崎市曲輪町31-1

 

 

昔は周囲に鬱蒼とした木々があり中の様子は分かりませんでした。
今はすっかり木は取り払われ広々とした寂しい駐車場になっています。
古い建物があるんだろうなとは思っていましたが、僅かな壁の装飾にそれが見てとれます。





■旧時報鐘楼  群馬県伊勢崎市曲輪町28

1915年(大正4年)  設計:佐藤嘉市



1915年(大正4年)に、伊勢崎出身の横浜の貿易商・小林桂助の基金により
大正天皇の即位式を記念して建てられました。
鉄筋コンクリート造りの建造物としては群馬県最古のものだそうです。
高さは14.56m。
平成5年に伊勢崎市指定重要文化財に指定されました。

 

鐘楼の音色は戦時中の金属回収により、今はもう聴くことができません。
塔屋は戦時中に失われ、復元になっています。

 

隣接する小学校には母が通っていました。
祖母の家が近くなので、夏休みにはこのあたりをよく歩いた記憶があります。
小学校は新築になり、昭和の香りは消え去りました。
以前は窮屈そうに建っていたこの鐘楼は広場の真ん中にポツンと保存されています。
時刻を告げる役割を終えた姿と重なりなんだか寂しそうにも見えます。




小学校建て替えの前に撮った写真はこちら。
http://members.jcom.home.ne.jp/1313309201/isesaki1.html


2010.01.17.撮影