軍艦島が来春一般公開されることになった。
http://mainichi.jp/select/wadai/graph/20081115/
軍艦島とは・・・、
長崎県にある端島。かつて炭鉱の島として栄え、最盛期には5300人もの人々が
暮らしていた南北480メートル、東西160メートルの島。人口密度が半端ではない。
高層アパートや学校、ひとつの都市が小さい島の上に所狭しと密集している姿は
まるで軍艦のよう。
1974年に閉山し、都市の抜け殻となってから30年余り、写真などで見る限り
廃墟なんて言葉では足りないくらい崩壊しています。あまり緑に飲み込まれて
いない様子を見ると台風など気象の影響がかなりあるんでしょうね。
ここが世界遺産登録に向けて動き出しています。もちろん入場区域は安全な
場所のみ。悪天候の場合は上陸禁止。
建物の老朽化が酷く、立ち入りを禁止していた端島を限定とはいえ公開する
には全ての建物が対象になる訳ではないけど多少の整備はするでしょう。
廃墟フリークには有名な島ですが(島ひとつまるごと廃墟だからね)
廃墟好きにはあまり手を入れてもらいたくないような…。元住人にとっては
思い出の地が朽ち果てて無になることなく整備されることは喜ばしいことだと思う。
元住人で時々集まっているようだし。
けど実際はどうなのかなあ。整備するような状態じゃないと思うけど…
その筋の人からすればどうにかなるのか…見当つきません。
廃墟は好きだけど現場には行かない。怖いもん。写真を見るだけで充分。
でも公開となると一度は行ってみたい気もする。長崎かーー。
閉山直後の1975年に撮影した映像がDVD化されていて賛否両論らしい。
他のDVDと比べて見てみたいなあ。
この島が生きていたとき、夜の灯りは美しかったんだろうな。

1974年。閉山間際の人々が暮らす軍艦島。
http://www.ne.jp/asahi/saiga/yuji/gallary/1974/top.html

その他、無人化した後の軍艦島(YOU TUBE)
http://jp.youtube.com/watch?v=KQcb58xvhEc&feature=related