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【猫と建築】 ブログ館

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【茨城県】十五郎穴(十小五郎穴横穴群)

2013年11月09日 | 古墳/遺跡

■十五郎穴(十小五郎穴横穴群)  (県指定史跡)

虎塚古墳に行くと、十五郎穴への案内板もあります。

高速道路から見えていた、アレですね!

  さつまいも畑を横目に細い道へ。

さつまいもだらけですね、この一帯。

 さらに鬱蒼とした道へのいざない。

 滑りますので注意。

 

 

そして広いところへ抜けると!

江戸時代から所在が知られている十五郎穴は、東中根の台地緑辺部に露出した凝灰岩の崖面を掘り込んで

築かれた古代の墓群。指渋支群、館出支群、笠谷支群とあり総数300基を超すそうです。

昭和15年に館出支群の一部が県指定史跡に指定。

昭和51~55年にかけて行われた発掘調査では119基の横穴墓が検出されましたが殆どが盗掘を受けていました。

出土した遺物は銅製方頭大刀、メノウ製勾玉、水晶製切小玉、須恵器など。須恵器の製作年代から、奈良時代を

中心とした時期に築かれたと判断されています。

小さいのは子ども用だそうです。

 

 

構造は古墳と同じで前庭、羨道、玄室となっています。

覗くと中は小部屋のようになっています。

2013.11.02.撮影

 

 


【茨城県】虎塚古墳とその周辺

2013年11月09日 | 古墳/遺跡

■虎塚古墳  茨城県ひたちなか市中根字指渋 (国指定史跡)

ベンガラで彩られた石室を公開しているとのことで見に行ってきました。

ひたちなかインター下りてすぐ、案内板があります。

 地元の中学生が案内してくれました。入り口までの誘導だけ^^;

大人150円の観覧料を支払います。

墳丘には登れません。

一般公開は春と秋の二回。

 

 入り口。中は撮影禁止です>_<

保存のために重厚な扉が何枚も!人数を分けて案内して中で説明してくれます。

 

 

 

どーん!  

これは隣接する埋蔵文化センターのレプリカの写真ですが、まさにこれでした!

彩色壁画ははじめて見たので興奮しましたねー。

昭和48年に手つかずのまま発見。盗掘の跡は別の場所であったようですが、石室は完全な状態で

発見されたとのこと。内部から成人男性と思われる遺骸一体、全長38センチほどの漆塗小太刀と刀子、

毛抜型鉄製品、やりがんな、鉄鏃なども発見。入り口には石の蓋がしてあり、石室の隣に置いてありました。

凝灰岩製の横穴式石室内に、白色粘土を塗りその上からベンガラ(酸化鉄)で文様が描いてあります。

7世紀後半頃の後期古墳の特徴である、後方部が発達した前方後円墳です。

 

 

 

 

 

 隣接する埋蔵文化センター、無料で入れます。

  土器~^^

 

 土偶♡

 

 リアルを追求

 

 はにわコレクション

 

 資料まで集めはじめている自分・・・

 

 公開時期についてはこちらをご参考にどうぞ。

 

 http://www.city.hitachinaka.ibaraki.jp/soshiki/56/25toradukakoukai.html

 

+ + +

 

虎塚古墳の周囲にも、削られまくっている古墳が数基。

 石しかないし。

 これは別の古墳群の一部。

 

 

 

■飯塚前古墳  住宅地の真ん中に。珍しい長方墳。

 

 

 

 

 

中根駅の風景。 

 

2013.11.02.撮影