■十五郎穴(十小五郎穴横穴群) (県指定史跡)
虎塚古墳に行くと、十五郎穴への案内板もあります。
高速道路から見えていた、アレですね!
さつまいも畑を横目に細い道へ。
さつまいもだらけですね、この一帯。
さらに鬱蒼とした道へのいざない。
滑りますので注意。
そして広いところへ抜けると!
江戸時代から所在が知られている十五郎穴は、東中根の台地緑辺部に露出した凝灰岩の崖面を掘り込んで
築かれた古代の墓群。指渋支群、館出支群、笠谷支群とあり総数300基を超すそうです。
昭和15年に館出支群の一部が県指定史跡に指定。
昭和51~55年にかけて行われた発掘調査では119基の横穴墓が検出されましたが殆どが盗掘を受けていました。
出土した遺物は銅製方頭大刀、メノウ製勾玉、水晶製切小玉、須恵器など。須恵器の製作年代から、奈良時代を
中心とした時期に築かれたと判断されています。
小さいのは子ども用だそうです。
構造は古墳と同じで前庭、羨道、玄室となっています。
覗くと中は小部屋のようになっています。
2013.11.02.撮影