ネコオヤジのゆらりゆらゆら生活

これから数ヶ月のテーマは「ゆらりゆらゆら生活」です。私が興味を持っているもののまわりをゆらりゆらゆらして書いてみます。

「停止期間」であって、廃止しないんだもんね。しょせん「親方日の丸」、「公費天国」なんだね。

2008-07-27 12:15:21 | 政治&社会
タクシー代、1割以下に=チケット停止1カ月-出先への拡大や期間延長も・国交省(時事通信) - goo ニュース

 タクシー代が一割以下になったと聞いて、その気になればできる節約がなされず、「親方日の丸」の名のもとに血税が無駄遣いされていた実情が明らかになり、別に驚かないにしても、改めてがっかりだね。9割が不要不急だったわけでしょ。」タクシー券使い切らないと、来期減らされるから、とかいって、必ず何枚使えというノルマがあったりしてね。
 頭にくるのは、あくまでしばらくの間、つまり国民が忘れてくれるまでの間停止する、というだけであって、「廃止」とは決して言わないんだ。改めるという決意は元々ないんだという役所の本音が透けて見える。
 こういう「親方日の丸」、「公費天国」が何十年も続いてるわけだから、今更言っても仕方ないんだが、大事な国民の税金で回っている公務だからこそ、民間企業よりも一層節約しないといけないんじゃないのか。使途の公開の透明性とセットにして。この基本原則がきれいさっぱりないのが嘆かわしい。
 もちろん、タクシーを使うなといってるわけじゃない。必要なときは国民のためにどうぞ使ってくださいと。ただ、国民が納得できる形でということだ。
 知ってる企業でも、いまどきこんなにジャブジャブとタクシー券を使うのかという企業もある。でも、それは基本的にはその企業の判断だから、外側の者がとやかく言うことじゃないと思う。でも、公務員は本来絶対そうじゃないはずだ。自分たちで汗水流して稼いだ金でタクシー券を買ってる企業ではなく、自分たちは国民の血税で買ってるんだという意識を持って欲しい、といってもムリなんだろうね。
 もうひとつやりきれないのは、タクシー券が国民へのポーズでしばらく「停止」され、いつのまにか何事もなかったように元通りになっても、それを有効にチェックする機能を国民が持っていないと思えることだ。個人的には野党議員のセンセイ方にその役目をはたしていただけるとありがたいと思うが、残念なのは先生方も手厚い「議員特権」の受益者であるので、あまりこの問題をつっこむとやぶへびになるという配慮をされるセンセイもおられるのではないかと懸念する。あとはマスコミにも期待したい。市民団体の方々にも、こういうチェックの活動をされてる方々がおられるのだろうか、よく知らないが。ぜひがんばっていただきたい。


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