猫のように

猫のように生きたいと思っている者の日記

いつ何をしたか記録しているブログ

S病院の不手際とK病院のこと

2013-12-05 23:59:59 | 介護

転院したK病院の病室で色々準備をしていたら、看護師がやって来て、S病院から薬を渡されなかったかと聞かれた。

もらっていないと答えると、看護師はS病院に確認したらしいのだが、渡し忘れている薬があることが判明。

しかも母のおくすり手帳もS病院にあるとのこと。
おくすり手帳が見当たらず、まだS病院にいるときに母とバッグの中などを探したのだが、みつからなかったので、私が間違って家に持って帰ったのかもしれないと思っていた。
S病院の人が預かったままなら、探してもみつからないわけだ。

私は母が救急車で運ばれた日に、一度おくすり手帳を看護師に渡して、そのあとすぐに返してもらった記憶があったのだが、入院中に母が看護師に再び渡したのだろう。
母は、渡して返してもらっていないことを覚えていなかったのだろう。

それにしても、S病院から転院する日も薬が出るということを知らされていなかったし、薬剤師から看護師への連絡も不徹底だったから、こんな不手際が起きたのではないだろうか。

「もうS病院には行かないですよねぇ・・・」とK病院の看護師に聞かれたので、「行きません!」と答えたら、「うちで何とかします」と言って、看護師は病室を出て行った。

しかし、そのあと、母が検査に行っている間に、私の携帯にS病院から電話がかかってきた。
病室での電話は禁止されているので、私は病院の玄関まで移動して、S病院に電話をしてみた。

S病院の交換の人がHCUのナースセンターに電話を回してくれたが、途中で電話がまた交換に切り替わってしまったので、再びナースセンターに回してもらったら、薬剤師の男性が電話に出てきた。
結局、薬を取りに来いと言われた。
K病院の人が何とかすると言ったのは、どうなったんだよ!

わけがわからなかったが、もうあきらめて、S病院に薬を取りに戻ることにした。

電車で最寄駅まで移動して、最寄駅からシャトルバスに乗って、1階の薬の窓口に行ったら、さっき電話で話した男性薬剤師が薬を抱えて奥から出てきた。
申し訳ないと謝罪されたが、心から謝っているようには感じられなかった。

もぉ絶対S病院には来ない! また救急車で運ばれない限り、S病院とは縁を切る!
患者の家族に病院を往復させるなんて、頭にくる! 往復の電車賃を出せって感じ!

看護師の対応も、K病院のほうが親切でしっかりしている。
16年前に母がS病院に入院したときは何の不満も感じなかったけれど(母は手術を失敗されてS病院が嫌いになったから、かかりつけをK病院に変えたんだけど)、病院を建てかえて規模が大きくなったら、逆にダメダメな病院になったんじゃないの?

それと、S病院に入院するにあたり、必要なもののリストにオムツと書かれてあったため、3個買って用意していたのだが、そのオムツを退院するときに病室のどこかに置き忘れてきたようだ。
ベッドを移動したときにオムツはどうしたのかわからず、私はパッグの中に入っているものと思っていたが、忘れてきたらしいことに母が気が付いた。
結局使わなかったオムツを忘れてきたなんて、安くないだけに腹立たしい。
薬を取りに来たついでにオムツも探したかったが、またHCUの病室に行くのも面倒なので、あきらめた。
自分たちの管理が悪いせいだが、S病院の印象も良くないため、何もかもS病院のせいにしてしまいたくなる。

シャトルバスにはスムーズに乗れたので、K病院には12時過ぎに戻ることが出来た。

その後、私は入院手続きの書類を書くために、会社へ行った。
K病院の隣に職場があるのだ。
K病院は、家にも職場にも近いため、とても便利なので転院できて良かったと思う。

S病院は入院時、家族が保証人になれるが、K病院は同居している家族が保証人になれないので、同僚に保証人になって欲しいとお願いしていた。
保証金も5万円、必要だ。

病室にいると、看護師がちょくちょくやって来て落ち着いて書類を書いていられないということもあり、私は職場でゆっくり書類を作成して、同僚にサインをもらった。

書類は3枚あり、うち1枚は、過去に入院していた病院名や病院住所を書く書類だった。
こんな書類は、初めて書いた。
転院してきたので、S病院の住所が書かれた資料を持っていたからスムーズに書けたが、そうでなかったら住所などはすぐにはわからなかっただろう。

職場にいると仕事の話をされるので、職場を出るのが予定より1時間遅くなってしまった。

職場から一旦、自宅へ戻り、入院に必要なものを持って、再び病院に戻ったら16時になってしまった。
母がいる重症管理室の面会時間は、14~16時と、18~20時なので、ぎりぎりだ。

入院手続きが行えるのは、16時30分までなので、手続きもぎりぎりになってしまった。

手続きを済ませたあと、3階で売っているというテレビを観るための有料カードを購入し、病室で母と話していたら、看護師に「面会は16時までなんで」と言われてしまった。

あはは、もう17時だよ。
看護師に注意されなきゃ、まだ話していたかも。
迷惑な患者のレッテルを貼られないように、すぐに退散。

母から趣味仲間のTさんに転院したことを連絡しておいてくれと頼まれたが、今日はもう病院を往復して疲れたので、電話をかける気力は残っていなかった。

ちなみにS病院は、患者からの付け届けは一切受け取らない主義の病院だが、K病院にはそんな規則はないので、今回、母は主治医に10万円を渡した。
前回は5万渡したらしいが、今回は心筋梗塞でいつもより大変なので、金額を多くした。
そんなに渡す必要はないと思うのだが、渡すとやはり主治医の態度が違うらしい。
私には違いがよくわからないが、母は、違うと感じているようだ。

転院

2013-12-05 23:50:00 | 介護

母が、S病院から、かかりつけのK病院に転院することになったので、私は会社を休んで、8時過ぎにS病院へ。
8時半までに病院に来るように言われていたのだ。

病室へ入り、母が寝ていたベッドの場所に行くと、知らないおじいさんが寝ていたのでビックリ。
ベッドの場所が変わったことなんて聞いてないよー。

適当にベッドを覗きこんでいくと、病室の一番奥で、母が看護師に着替えを手伝ってもらっていた。

もう請求書が出ているとのことで、私は8時半に会計窓口が空くのを待って、支払いに行った。
入院費は、5日で5万円弱だった。

支払いの際、保険証と診察券が必要だとかかれてあったのだが、母は診察券をもらっていない。
看護師に確認すると、窓口で診察券がないことを言ってくれればよいとのことだった。

でも窓口では何も言われなかったので、私は診察券には触れなかった。
結局、母はS病院の診察券をもらわずに退院した。
診察券をくれない病院て、そんなのあり? 救急で入院した人にはくれないのかな?

会計を済ませて病室に入ろうとしたら、これから病室の人たちがレントゲンを撮るので、部屋から出て行けと言われた。
私は無視して強引に入室してしまったが、結局、追い出された。

病室の前のナースセンターのところで立って待っていたら、さらに外の廊下で待つように言われた。
ナースセンターには誰もおらず、私はナースセンターの人に聞きたいことがあり、戻ってくるのを待っていたのだが、そこにいてもダメらしく、あきらめた。

HCUのエリアの外の廊下で待っていたら、イケメンの執刀医がやって来て、執刀医と一緒に病室に戻り、母と一緒に病状についての話を聞いた。
もうそのときにはレントゲンは撮り終わっていたようだ。

執刀医は、今回は「狭心症」ではなく、「心筋梗塞」であることを強調して話していた。
説明の際、1枚書類にサインをして、何か資料を渡された。(まだ読んでいないので、何なのか不明)

母の体には心電図の配線が取り付けられたままで、いくら看護師に言っても取り外しに来てくれないと母がぼやいているので、カーテンを開けて顔を出したら、一人の看護師が気付いてくれて、やっと外してくれた。

転院先のK病院には10時までに行かなければならないのに、線を外してもくれず、ほったらかしにするとはひどい。
朝は看護師がみんな忙しそうにしていたので、退院する患者なんかもうほったらかされても仕方ないのかもしれないが、ちょっとS病院の対応には疑問を感じる。

点滴をされて、ずっと寝ていた母は、うまく歩けず、エレベーターで1階に下りるのも一苦労。
手を繋いで、ゆっくり歩いてあげなければ倒れてしまいそうだった。

母は、リハビリの人から、9時にK病院から迎えの車が来ると聞かされていたようだが、その情報は何なんだろう?
迎えの車なんて来るわけないから!
介護タクシーにするかどうか、昨日、相談員の人から確認されたが、私は普通のタクシーで移動すると答えていたのだ。

S病院の玄関前からタクシーに乗って、転院先のK病院に着いたのは、ちょうど約束の10時だった。
タクシーの運転手さんは、やさしい感じの人だった。
タクシー代は、2,860円だった。