今年も浜松町で開催された「地球にやさしい中国茶交流会」へ。
会場の「東京都立産業貿易センター浜松町館」の2階に予定より遅めに着くと、もうワンコイン茶席の受付が始まっていたので、慌てて列に並ぶ。
希望どおり午前中の茶席のチケットを購入できたので、フリーマーケットコーナーを見て回る。
昨年、もっと買えばよかったと後悔した2種類のティーバッグ烏龍茶を今年は3袋購入。
試飲させてくれた華やかな蘭の香りがする蜜蘭香単そうも購入。
今年は常連のフォルモサティーさんが出店していなかった。
昨年も茶葉の在庫が極端に少なかったのだが、とうとう不参加とは、どうしたんだろう?
各店舗では座って試飲している人たちが多いのだが、そこに割って入る勇気がないので、他のお茶は買わなかった。
私もゆっくり座って試飲してみたいのだが、毎回、席が空くタイミングをつかめず、いまだに体験したことがない。
店舗をさらっと見たあと、10時15分から1回目のワンコイン茶席に参加。
最初は緑茶の席を選んでみた。
自前の茶杯ではなく、用意してくれていた杯で飲んだ。
1杯目は安吉白茶と金山時雨をブレンドしたお茶とのこと。
2杯目は野生茶。
どちらも中国緑茶独特の私が苦手な味がまったくなく、飲みやすくて美味しかった。
茶請け菓子も用意されていた。
かたいのかと思ったら、やわらかい菓子で美味しかった。
他の色もあった
次の11時45分からの茶席は、単そう。
1杯目は鴨糞香。
鴨糞香は何度か飲んだことがある。名前の由来を淹れ手の方が説明してくれた。
諸説あるが、あまりに美味しいので、盗まれないよう、わざと飲みたくなくなるような名前を付けたとか。
木のそばに鴨がいたとか、茶葉が鴨の糞のようだからとかという説もある。
2杯目は白葉単そう。これも飲んだことがある。
どちらも飲んだことがある単そう茶だったが、茶葉の質がよいのか状態が違うからなのか、過去に飲んだものとは味わいが違い、とても美味しかった。
各自、持参の茶杯は色々
空きっ腹に強いお茶を飲むのは辛いので、出展しているお店でシフォンケーキを買ってランチの代わりにロビーで食べた。
雨が降っているので、外に何か食べに行くのが面倒になった。
午後のワンコイン茶席のチケットは、予定より早く販売が開始された。
雨だが、せっかく来たので、午後も2つの茶席に参加することにした。
3回目の13時からの茶席は、岩茶。
1杯目は2010年 正岩肉桂 6グラム
2杯目は2012年 正岩大紅袍 5グラム 中淡焙煎
あまり岩茶は飲まないので、よくわからないが、美味しかった。
茶請けは、シナモンレーズン黒糖。
最後は13時45分からの台湾茶。
1杯目は梨山。
2杯目は凍頂烏龍茶 焙煎。
梨山が好きなので、飲めて嬉しかった。
今回は今までで最高の4回もワンコイン茶席を体験できて満足。
淹れ手の中には、自信の無さから、「このお茶、美味しくないですから」と最初に宣言されていた方がいた。
気持ちはわかるが、飲む前から美味しくないと言われてしまうと、本当は美味しいかもしれないお茶が台無しになるので、そういうことは口に出さないほうがいいと思った。
それから、今回は日本のゆるキャラグランプリに参戦しているという台湾のセブンイレブンのキャラクター「OPENちゃん」の写真撮影会が2回も行われた。
スタッフの話では、突然「イベントに参加してもいいですか」と電話がかかってきたとのこと。
私はOPENちゃんなんて知らなかった。
宣伝のためなのかOPENちゃんの紙袋やシールなどを配っていたが、私は要らないと思ってもらわなかった。
中国茶交流会は、去年も過去最高の来場者数だったと書いたが、今年は去年を更に上回って過去最高となり、大盛況だったとのこと。
来年も楽しみ~。