旬のもの

旬の食べ物、と言ってこの画像を持ってくるのも、ちょっと時期がずれてるかな？と言う気がしないでもないのですが、今週の初め頃、筍を頂きました。

旬の筍って（この漢字って、とても似てますね）本当に美味しい。
年中お店で売られている、茹で筍とは全然違う、初めて食べた時、物凄く感動したことを憶えています。

実家では自分の記憶の中では、全然貰った記憶がなくて、嫁いでからその美味しさを知ったことになるのですが、凄く単純で安直な感想ですみませんね、「茹でとうもろこしの芯の味」
でもこれ、最高の褒め言葉だったんですよ。

あまりにもその素材の持つ味が美味しいので、シンプルに薄口の味付けの煮物にするのが一番好きです。
山椒とか、若布とか、何も要りません。
かつお節だけ少しトッピング。
これが一番好きです。（簡単だし）

あまりにもたくさん頂くと、筍ご飯だとか、中華のお惣菜に使ったり、となっていくんですが、今回はちょうど一回分くらいの量の頂き物だったので、一度の煮物で完食してしまいました。

最近何だかちょっとした用事が色々あり、ＰＣに向かう時間も余りありませんでした。
この時は、デジカメの電池も切れてしまって（うちのは電池式です）携帯で撮ってみました。

ところで、筍はとても好きなのですが、滋養が豊富過ぎて、余分な栄養のせいで（と思っています）肌が荒れたり、子供は口が痒くなった、と言っていました。
家族みんなとても好きなのに、そんな症状が出てしまうので、それがちょっと残念です。

春に芽吹いて出て来る旬の食材たちは、どれも冬の間に貯まってしまった体内の老廃物を出してくれる、と言う力を持っていると聞きました。
だから肌に出てきた湿疹などは、身体の中にあった毒素なんだと思ったら、それは本当にありがたいことなんだ、ということになります。
その反面、やはりその力が強すぎる筍、贅沢なことを言うようですがちょっと残念な一面です。

ほんの僅かの時間であんなに背の高い竹に成長してしまうだけのエネルギーが詰まっているんですから、当然と言えば当然なのでしょうね。

毎年たくさん筍が取れた場所が造成地になってしまったと言うことで、もう筍を頂く伝もなくなってしまい、寂しい思いをしていたのですが、思わぬところから頂くことになり、とても嬉しかった筍たちとの出会いでした。