こんにちは!
ぬけヨガ神戸の、しちみです◎
西日本に大寒波襲来……との予報に、
昨日、大慌てで畑に行ってきました。
まだ、冬の備えが充分ではなかったのです~^^;
そら豆の風よけを苫(とま)で作ろうという計画。
まず、稲藁で縄を綯(な)いました。
ふふっ、わたしったら縄を綯えるんですよ~♪
って、つい2ヶ月ほど前に教わったばかりですけど(笑)。
綯い方は、こんな感じです(動画&音声も出ますのでご注意!)。
わたしはめちゃくちゃスローモ~*^^*
この縄に、藁の束を編みつけて苫をつくりました。
……と、写真を撮ろうとしたら、
あまりの寒さにバッテリーがあっという間に切れちゃって、
写真撮れず~。
苫編みの動画は、たとえばこちらなど。
苫編みって何?って思いますよね。
そもそも苫って??
万葉集にある
秋の田の
かりほの庵の苫をあらみ
わが衣手は露にぬれつつ
の、苫。
そこまで遡らなくても、
つい60~70年前までは、
苫を編んで屋根にする"苫葺き"というものが
身近な暮らしのなかにあったそうです。
家の屋根にしたり、
納屋に差し掛けたり、
農作物の上にかけて保存したり。
夏涼しく、
雨を通さず、
冬あたたかい。
苫って万能じゃないか☆
な~んてことを
昨年、ボランティアで参加させてもらった
たけのわらやプロジェクト
でわたしは初めて知りました(笑)。
小学校の庭の一角に、
版築(はんちく)という方法で土台をつくり、
釘をつかわずに柱を立て、梁を渡し、
苫で屋根を葺いて四阿(あずまや)をつくる。
このプロジェクトでわたしは苫の編み方を教わり、
ついでに縄の綯い方も教わりました。
子どもたちといっしょに編んだたくさんの苫を
淡河かやぶき屋根保存会くさかんむりの
相良育弥さんが手際よく葺いていく。
この日、だんだん雲がひろがって、
作業が終わることには雨がぱらつき始めたのですが、
子どもたちは四阿の中に入っては、
「雨、全然降ってこない~」
と何度も苫の素晴らしさを確認していました。
……というわけで、
わたしの小さな畑のそら豆さんは、
冷たい風の吹きつける北西側を苫によって守られています。
雪が降っても大丈夫!(たぶん)
東南からは陽が入るし、
これはちょっと、
なかなかのアイデアじゃないかしら~♪
(写真は、後日UPしますね!)
えんどう豆の行列にも苫を差し掛けたかったのですが、
藁が足りなくなったので、
こちらは藁を束にしたもので保護。
ニンニクや玉ねぎの畝には、
残りの藁を短く切ってまいておきました。
畑を始めたおかげで、
藁が身近なものになりつつあるけれど、
東京で暮らしていたころは、
藁を見かけることなんてほとんどなかったなぁと思います。
昔……と言ってもちょっと前までは、
暮らしの営みのなかに当たり前にあったもの。
"便利な暮らし"のなかで急速に見捨てられ、
忘れ去られようとしているもの。
そういう智恵や技に、
わたしは堪らなく惹かれます。
まだまだ何もできないけれど、
少し経験させてもらうたびに、
こういうことがしたかったんだと何度も思います。
秋に収穫した米を脱穀し、
残った籾殻でクンタンを作ったり、
サツマイモや里芋の保存に使う。
畑の野菜の根元に撒けば、
保温や保湿をしてくれる。
藁では縄を綯ったり、
苫を編んだり、
草履を作ったり。
納豆を仕込むこともできるし、
農作物の保存や土壌の改善もしてくれる。
自然の循環のなかにある暮らし。
いいなぁ。
どれもこれもできるようになりたいなぁ。
やっぱりお米も育てたいなぁ。
土間のある家にも憧れちゃうなぁ。
ふふっ。
はてさて、どこまでいくのでしょう~◎
ぬけヨガ神戸の、しちみです◎
西日本に大寒波襲来……との予報に、
昨日、大慌てで畑に行ってきました。
まだ、冬の備えが充分ではなかったのです~^^;
そら豆の風よけを苫(とま)で作ろうという計画。
まず、稲藁で縄を綯(な)いました。
ふふっ、わたしったら縄を綯えるんですよ~♪
って、つい2ヶ月ほど前に教わったばかりですけど(笑)。
綯い方は、こんな感じです(動画&音声も出ますのでご注意!)。
わたしはめちゃくちゃスローモ~*^^*
この縄に、藁の束を編みつけて苫をつくりました。
……と、写真を撮ろうとしたら、
あまりの寒さにバッテリーがあっという間に切れちゃって、
写真撮れず~。
苫編みの動画は、たとえばこちらなど。
苫編みって何?って思いますよね。
そもそも苫って??
万葉集にある
秋の田の
かりほの庵の苫をあらみ
わが衣手は露にぬれつつ
の、苫。
そこまで遡らなくても、
つい60~70年前までは、
苫を編んで屋根にする"苫葺き"というものが
身近な暮らしのなかにあったそうです。
家の屋根にしたり、
納屋に差し掛けたり、
農作物の上にかけて保存したり。
夏涼しく、
雨を通さず、
冬あたたかい。
苫って万能じゃないか☆
な~んてことを
昨年、ボランティアで参加させてもらった
たけのわらやプロジェクト
でわたしは初めて知りました(笑)。
小学校の庭の一角に、
版築(はんちく)という方法で土台をつくり、
釘をつかわずに柱を立て、梁を渡し、
苫で屋根を葺いて四阿(あずまや)をつくる。
このプロジェクトでわたしは苫の編み方を教わり、
ついでに縄の綯い方も教わりました。
子どもたちといっしょに編んだたくさんの苫を
淡河かやぶき屋根保存会くさかんむりの
相良育弥さんが手際よく葺いていく。
この日、だんだん雲がひろがって、
作業が終わることには雨がぱらつき始めたのですが、
子どもたちは四阿の中に入っては、
「雨、全然降ってこない~」
と何度も苫の素晴らしさを確認していました。
……というわけで、
わたしの小さな畑のそら豆さんは、
冷たい風の吹きつける北西側を苫によって守られています。
雪が降っても大丈夫!(たぶん)
東南からは陽が入るし、
これはちょっと、
なかなかのアイデアじゃないかしら~♪
(写真は、後日UPしますね!)
えんどう豆の行列にも苫を差し掛けたかったのですが、
藁が足りなくなったので、
こちらは藁を束にしたもので保護。
ニンニクや玉ねぎの畝には、
残りの藁を短く切ってまいておきました。
畑を始めたおかげで、
藁が身近なものになりつつあるけれど、
東京で暮らしていたころは、
藁を見かけることなんてほとんどなかったなぁと思います。
昔……と言ってもちょっと前までは、
暮らしの営みのなかに当たり前にあったもの。
"便利な暮らし"のなかで急速に見捨てられ、
忘れ去られようとしているもの。
そういう智恵や技に、
わたしは堪らなく惹かれます。
まだまだ何もできないけれど、
少し経験させてもらうたびに、
こういうことがしたかったんだと何度も思います。
秋に収穫した米を脱穀し、
残った籾殻でクンタンを作ったり、
サツマイモや里芋の保存に使う。
畑の野菜の根元に撒けば、
保温や保湿をしてくれる。
藁では縄を綯ったり、
苫を編んだり、
草履を作ったり。
納豆を仕込むこともできるし、
農作物の保存や土壌の改善もしてくれる。
自然の循環のなかにある暮らし。
いいなぁ。
どれもこれもできるようになりたいなぁ。
やっぱりお米も育てたいなぁ。
土間のある家にも憧れちゃうなぁ。
ふふっ。
はてさて、どこまでいくのでしょう~◎
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