群馬で闘う!「伝説」社長のブログ

『伝説』グループ社長、根木寛正の日々の雑談です。

「価格」とは…

2006年05月29日 | 仕事!
結局、「価格」は支払う側の人の喜びにつながっていれば、いくらであろうが納得するのだが、喜びにつながっていなければどんなに安くても納得できないものだ。

提供するものが他にはない独自性を持ったものであれば、いくらに設定しようが欲しい人はそこにお金を払うが、他にも同じものがあるのであれば価格を比較してより安く手に入れようとするのは当たり前の心理だ。

我々は日々の生活の中で、こうしたお金のやり取りを繰り返している訳で、それが企業という集団においては、そのやり取りが大きくなっているだけのことだ。

…とまあ、毎日数限りなくこうした交渉ごとがある。

提案を受けることもあれば、こちらから提案することもある。

自分がイライラするのは、先方から提案された価格に「イメージ」の土台が感じられない時だ。
ただ単に、「いくらかかるからいくら…」という価格提示された「数字」は、ただの「数字」だ。

どうすれば、お金を払う側の人の喜びに近づくのだろうか…という「考え」が土台に感じられないと話にならない。
そんな「考え」が添えられて、そのイメージをお互いが共有できてこそ「価格」だ。

「価格」= そのものの値打ちを表したもの = そのものが創り出すお金を払う人の喜び度合い

…と考えると、多くの交渉事の中で感じる提案された「価格」に対する自分自身の意見、考え方を述べているのだが、我々自身もお客様に対して提案する「価格」に関して常に見直し、考える必要がある…と思う今日この頃だ。