ニームの安全性について

ニームの安全性に関すること
全てが過剰に摂取しては問題があります。
ケル環境保全型農業センターのLD50（毒性資料）によるとニームのLD50は7.500（ｍｇ/ｋｇ）で、68ｋｇの体重の人で、511.2ｍLを一度に摂取すると50％の人が死に至る事になります。アスピリン79.5ｍL・食卓塩227.2ｍLに比べても非常に毒性が低い。

適量であれば副作用はないが、こんな苦いニームをLD50の基準を超える摂取は考えられないが、効果を急ぐ余り大量摂取はダメです。
新鮮な葉や乾燥葉の水性エキスの濃いエキスは、肝臓や腎臓の毒性所見を認めるため、注意しなくてはいけない。又、毒性のある栴檀Melia azedarach（センダン）等を間違って摂取された例も報告されている。

原材料の国内入手が限られている中、ニームオイルに殺虫剤を混ぜて、販売するなど一部注意を要する必要もある。純粋な質の高いニームが入手することが重要かと思われます。


厚労省の告示第498号にニームオイルやアザジラクチンが人の健康を損なうおそれのない事が明らかであるものとされております。