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世界のシワに夢をみろ! 高野秀行著 くそ面白い

2020-01-21 06:21:47 | 読んだ本の紹介

 

世界のシワに夢を見ろ! 高野秀行著

 

くっそ面白い本があったので

笑いに飢えてる方はぜひお読みください

 

まずは書評から

 

「世界のシワ」とは……世界の「辺境」のこと。

先進国がアイロンのきいた清潔な所とすれば、その逆に「シワだらけ」の地域。

早稲田大学探検部出身の著者は、そんなシワ地帯を偏愛し、若さにまかせ頭から突っ込んでいく。 

初デートでは奥多摩の洞窟に突入、コンゴの密林でカロリーメイトに涙し、

アマゾンで遭難しかけ、花のパリではマラリアとフランス人を相手に格闘……。

 

 

とまあこんな感じなんですが

もちっと踏み込むと

 

私も一時全国の都市を出張で訪問する機会がありました

たいがいの府県は訪問しました

行くのは県庁所在地近辺なんですけど

プライベートも含めて行ってないのは、北海道と岩手、秋田、高知くらいでしょうか

いろんなとこいきましたが、感じたのは

日本はどこへ行っても、同じってことです

多少言葉が違いますが

(青森だけは、ローカル同士の会話は全くわかりませんでした)

どこへ行ってもコンビニはあるしファミレスもあるし

見たような駅ビルにコーヒーショップ

 

それを踏まえて

いま、テレビで「ぽつんと1軒家」ってのがことのほか

視聴率がいいとか

山の中にぽつんと1軒だけある

たいがいじじばばが住んでいるのですが

都会の喧騒から離れ、さまざまな事情からぽつりと住まれてる

都会の人間から見たら

うらやましいような、かわいそうなような

複雑な心情から、興味本位で見てしまうんでしょうね

 

アイロンのあたったような生活をされてる皆さんは

シワのよった辺境のお話が好きなのではないでしょうか

 

 

それをふまえて

今回紹介する本は

全世界の未開の土地を探検して歩いた、辺境マニアの高野さんが

電気もない水もないような辺境、シワの部分

を探検して歩いたなかでの

抱腹絶倒のエピソードをエッセイ風に描いたものです

 

例えば1つだけエピソードを書くと

中国のバスに乗り合わせたときの話がすごい

バスの屋根の上に、食用の犬を載せ

山道をくねくね行くと、超満員の座席では

子供はうんこするわ吐くわ、

子供が吐いたら、大人までその臭いに触発されてのもらいげろ

あまりの悪臭に窓を開けると、屋根の上から犬の小便が

ふり注ぐという阿鼻叫喚の地獄絵図

 

こんな話が満載です

わしも電車の中で読んでて吹き出しそうになって危なかったわ

一回読んでみて

 

 

 

 

 

世界のシワに夢を見ろ!〔小学館文庫〕
クリエーター情報なし
小学館
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (康太郎)
2020-01-21 22:37:10
なるへそ…
いつもながら、ねこさんの解説は的確で
読んでなくとも頭に入ってきます。
他国の事は分かりませんが良くも悪くも
日本という国は、のんびりしてます。
使い古された表現で「ぬるま湯」でしょうか?
あと「比較」ですね。
これは世界共通ですが容姿、生活水準を
他人と比べ優越感ならびに劣等感を持つ。
人類滅亡せん限り続きますね〰️w
いや!動物の世界でもあるかもです。
返信する
Unknown (neconome_2004)
2020-01-21 22:59:49
まいろです~
おっしゃるとおり
日本人は、内弁慶ですね
海外で一人では生きていけないでしょうね
もって生まれたものか、教育がわるいのか?
反面、好い人ばかりです
だから外国になめられるのでしょうか
これももって生まれたものでしょうか
日本人でよかったとおもいます
わしみたいなへたれは
海外では生きていけないですよ
返信する

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