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ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

あんまり暇なのでブラックジャック、読み返してます

2020-09-24 06:21:29 | どうでもいい話


4連休でした



あまりに暇なので、手塚治虫のブラックジャックを読み返してました

昭和40年代後半から50年代にかけての作品です

古本で買い集めた少年チャンピオンの単行本です

セピア色に薄汚れた本ですが、

内容は50年も前の作品なのに、まったく色あせてない

なかなか面白い。考えされられる話が多いです

大人の私が今読んでも感動する話が多いです





ケチで有名な姑が、毎日毎日嫁や息子に小遣いをせびります

少しでもと節約し、その分金をよこせと言います

あまりにひどいケチさ加減に嫁が泣きだす始末

息子は、母親を諫めるのですが、頑として聞かない



息子が、ある日出かけていく母親の後をつけていくと

母親が大きな屋敷に入っていきます

そして、お金を屋敷の夫人に手渡してるのを見てしまいます



母親が帰った後、息子が屋敷の夫人に事情を聴くと

30年前、その息子が幼児のころ大病を患っており

夫人の夫である高名な医師が、その治療費として3000万円を要求し

当時母子家庭であった母親には、途方もない大金ですが

しかし、母親は一生をかけてでも払うので治療してほしいと懇願し

息子は一命をとりとめます

その後30年にわたり、母は息子に黙ってコツコツと返済していたのでした

途中で、夫人の夫である医師が亡くなったというのに

それでも約束は守ると言い張り、返し続けていました

そして今日がその最終の支払い日だったと

これで完済していただきましたと夫人は息子に伝えました

偶然居合わせたブラックジャックもその話を聞いていました

そんなことがあったのかと感動する息子でした



しかし借金の返済が終わったことで安堵したのか、

母親が倒れ、お屋敷に運び込まれてきました

診察するブラックジャック

脳溢血だと、治療するには3000万かかるがどうするね?

と息子に問いかけます

息子は「俺が一生をかけて払います!」と即答します

ブラックジャックが「それがききたかった」と





ええ話です

かと思えば、こんな話もありました

嫁さんの病気を治すためには2000万円かかると

ブラックジャックが言い放ちます

家屋敷を売り払い、2000万円の小切手を用意した夫ですが

粗忽な奴で、駅のトイレでその小切手を紛失します

駅のごみをすべて探しますが、小切手は出てきません

こまった、夫はブラックジャックに

2000万用意したが、紛失したと正直に言うのですが

ブラックジャックは、それでは手術はできないとつき離します

こまった夫は、

「俺の体をすべてやる!おれは頑健だ、肝臓や腎臓をとってくれ!」と

ブラックジャックは、ではそれを契約書にしろと言い

「必要に応じて臓器を提供する」契約書を作成します

その後、2000万の小切手がみつかったと連絡を受けた

ブラックジャックは、契約書を黙って捨てるのでした



とまあこんな話

ええ話やな~



次回へ続くのまきなのだ

















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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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おはようございます (けんすけ)
2020-09-25 06:02:09
人の生き方に理想な生き方があるけれど
誠実な生き方があっても良いですね
今の人々はどのように捉えるのでしょうか
興味があります
こういう話が現実にあって欲しいと望みますね
返信する
Unknown (neconome_2004)
2020-09-25 06:31:12
おはようございます
ブラックジャックには、今にも通じる名言が
多いと思うのですが
今の子どもたちには受けないのでしょうか?
こんな漫画が読みたいです
返信する

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