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ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

グラン・トリノ

2009-05-06 02:04:07 | どうでもいい話
グラントリノ
イーストウッドの最後の作品って言うことで
思い入れのある作品です
ミリオンダラーベイビーでは
がっかりしましたが
今回はどうか


あらすじ: 妻に先立たれ、息子たちとも疎遠な元軍人のウォルト(クリント・イーストウッド)は、
自動車工の仕事を引退して以来単調な生活を送っていた。
そんなある日、愛車グラン・トリノが盗まれそうになったことをきっかけに、
アジア系移民の少年タオ(ビー・ヴァン)と知り合う。
やがて二人の間に芽生えた友情は、それぞれの人生を大きく変えていく。(シネマトゥデイ)

追記すると
前半は、朝鮮戦争を経験しフォードの組立工を長年勤め上げた
ブルーカラーの矜持、頑固さ実直さを描いてます
息子や孫たちは独立し父の残したわずかばかりの遺産、グラントリノ
にしか興味はありません。
一人孤独ではあるが、仲間と軽口を聞きながら気楽に暮らすウォルト。
中盤、隣に越して来たアジア系一家のタオが悪い仲間にそそのかされて
グラントリノを盗もうとしたことからドラマが急展開
執拗にタオを狙う悪い仲間に対して、ウォルトの正義感が目を覚まし
事件を巻き起こす・・・

物語は重たいテーマを引きずっています
人種差別、移民、暴力、銃・・・
しかし物語りは重過ぎることも無く
イーストウッドの放つ台詞がユーモアたっぷりで
淡々とドラマが進みます
さすがイーストウッド、すごい俳優です

冒頭、妻の葬儀のシーン、
孫たちの無礼なそぶりに
苦虫をつぶしたような顔で「なんてこった!」ってつぶやくシーンから
この偏屈親父が隣人タオの姉の力によって心を開くまでの
展開が秀逸。

イーストウッド以外の役者は
言葉は悪いですが、みんな普通の人
男前でも美人でもなく
そこらへんに転がってる芋ばっかり
イーストウッドの思惑でしょうか
リアルなアメリカを感じてしまった。

ストーリーは、想像通りの展開を見せるんですが
ラストは・・・・

見てください
決して損はしないですぞ
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