据え膳食ったのか？

安達ゆみ・・・

あんな顔して・・・・

やってるのね・・・・・





さて、昨日の続き

あらすじ
２０年前の話。知り合いのブスから電話がかかり
会いたいという。
あって話をすると今晩泊まるところがないという。
ブスではあるが性格は悪くない女。でも相当にブス。
性欲の権化である俺には
一夜限りのワンナイトカーニバルなのか・・（ブスだけど・・）
据え膳を喰い、みすみす罠にはまるのか？


夜中、２５時を過ぎ、暗い夜道の誘蛾灯のようなコンビニ

の駐車場で２人黙ったまま、時の過ぎるのを待っていた。

口をきいたほうが負けみたいな雰囲気・・・

やるべきか？やらざるべきか？

「やっちゃえ、やっちゃえ、ブスでも女には変わりないぞ」

悪魔がささやく

「やめとけ、やめとけ、その気も無いのにそんなことをしては
いけない」

理性が押さえる。

「お前いま、財布にいくらはいってるんだ」

理性２が現実的な問題について言及してくる・・

「財布に、５０００くらいしかないだろ？これで泊まれるのか？」

理性２が痛いところを突いてくる。

「いまからだったら、休憩で３時間くらいだろ３０００円もあったら
なんとかなるぜ！」

悪魔がつぶやく


「お前、気が弱いんだから、もしやってしまって、あとで泣きつかれたら
どうするの？責任取るか？」

「ばか、１回やったくらいで、そんなこというか？
とりあえずやっとく？」

「いうぞ～女は怖いぞ～」

「怖いよな～でも、とりあえず、やっとく？」

「でもな～今日、ブリーフなんだよな・・しみ、付いてないかな」

「んなこと、気にしてんじゃね～よ。とりあえず、やっとく？」

「おれ、包茎だしな～・・」

「日本人の８割は包茎なんだよ！気にするな！とりあえず、やっとく？」

「やっぱ、やったら責任とらなあかんねんど、あれと付き合えるか？」

「うっ・・」

とか、なんとか、ここ数年使ったことのない脳細胞がフル回転し




スパコンなみの計算を行いました。



ち～ん！



スパコンがそんな音を出すかどうか知りませんが

俺は結論を出したね。




やりません！




理性が、性欲を打ち負かした瞬間です。

記念すべき一瞬です。

理由？！

知りたい？

それはね・・・





ブスだから・・・
（ごめん！これマジ・・）



決めたら最後

結局、夜どうしドライブして、

始発の出る頃、別れたよ。


女の方からは結局何も言わなかったな。

あの子何を考えてたのかな・・

女がもう一歩押してきたら、どうだったろう？

女のこの気持ち考えたら・・


「とりあえず、やっときゃ良かった？！」




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