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ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

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泥団子の作り方

2015-07-25 09:42:36 | どうでもいい話

光る泥団子

こないだテレビ見てたら

光る泥団子ってのをつくってました

粘土を丸めて、形を整え、まんまるにして

塗料で色を塗り、ガラス瓶でこするというもの

ぴかぴかに光りますぞ

宝石のようです

興味にある方はググってね

しかし、そんなもんは邪道なんですよ

真の泥団子は、そんな生易しいものじゃない

真夏の公園の片隅の水溜りの泥を集めて

団子にして、

砂場の周りの、乾いた砂をそれにかけるのです

何回も何回もかけるのです

かけては、息を吹きかけて、粒の大きな砂をおとします

ある程度泥団子の表面に砂の幕ができてきます

砂場の周りの、コンクリートの上にたまっている

ごく微粒子の砂を集めます

その微粒子の砂を我々は「さらすな」と呼んでます

さらさらの砂w

本当にさらさらの砂「サラ砂」を上からかけます

何度も何度も

泥団子の中から水分が出てこなくなるまでかけます

そしたら

サラ砂をかけて、息で吹き飛ばし

ごくごくごく細かい粒子が表面に残ります

そしたらそれを、親指で表面を削るようにこするのです

サラ砂をかけては吹き飛ばし、こする

これを丁寧に、何時間も繰り返すのです

すると、粘土と砂の中に含まれるガラスの成分が

摩擦熱で溶けて艶が出てくるのです

しかーし、その道ははるか遠く厳しい

途中で、必ずといっていいほど、表面にひびが入ったり

ピカピカの硝子状面が剥離したり

大きな粒の砂が顔を出したりして

完璧な泥団子はできないのです

途中で傷が入ると、地面にたたきつけて割ったもんです

なつかしいなあ

コメント
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