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ナイチンゲールの事実

2012-12-17 06:16:10 | どうでもいい話

ナイチンゲールの事実


小学校のころくだらないなぞなぞが流行りました

おじいさんと小学生が会社を始めました、どっちが儲かったでしょう?
「小学生!」
なんで
「おじいさんは、儲けがない(もう毛がない)」とか

小学生と中学生が会社をはじめました、どっちが儲かったでしょう?
「中学生!」
なんで
「儲けがある(もう毛がある)」とか

ナイチンゲールは、男か女か?
「チン毛ないから女ー」

とかくだらなすぎる・・

くだらない例えに使われる、ナイチンゲールの悲しさよw

それで思い出したのですが
ナイチンゲールには裏話があったのです



クリミア戦争時代、彼女の病院で亡くなる兵士のあまりの多さについて、
ナイチンゲールは、兵士が極度の栄養失調にかかり、
かつ風雨にさらされ続けて疲労困憊したすえ、
手遅れとなって野戦病院に送られてくるためであると信じ、
軍司令部の無能さや非情さ、物資の補給を滞らせる政府や軍当局、病院管理者を激しく批判していたのです。

逆にある将軍は、戦場よりもナイチンゲールの看護している病院の方が
死亡率が高い。と揶揄します。
 
怒り狂った、ナイチンゲールは将軍に反発し、軍の責任を追及しようと
統計学者ウィリアム・ファーと共同で統計を開始したのです。

しかし、統計は無常にも
25,000人の兵士のうちの18,000人を死なせた主な原因が、
将軍の言うように、戦場ではなく病院にあることを裏付けてしまったんです。


なぜなら、兵舎病院の過密さと不衛生な状況が病気を蔓延させ死亡率が上がったのです
それを知ったナイチンゲールは愕然として、虚脱状態に陥るほどの衝撃と屈辱がありました。


しかし、そこからナイチンゲールが偉いのは
「異常な死亡率の要因」という真実をできるだけ多くの人々に知らせることで
再び同じ過ちが繰り返されるのを防ごうと決心します。

「汚れたシーツに患者を寝かすな」
「汚れた包帯を使いまわすな」

要するに、2次感染が病院での死亡率を上げてる事実に気付き
隠蔽することなく、現場の環境を改善して行ったのです。

えらいよなあ。

ナイチンゲとかいってすまん





ナイチンゲール―現在の看護のあり方を確立した、イギリスの不屈の運動家 (伝記 世界を変えた人々)
クリエーター情報なし
偕成社
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