JR長崎線:「白いかもめ」絶滅危惧種に 佐賀・鹿島市長
JR長崎線の特急かもめ
佐賀県鹿島市の桑原允彦市長が定例議会で1日、JR長崎線の人気車両「白いかもめ」を種の存続が危ぶまれる動植物に例え「絶滅危惧種に指定する」と“宣言”。
九州新幹線長崎ルート建設に反対する同市長。建設されれば、並行在来線沿線の同市内では見られなくなるため、宣言を機に「かもめ存続運動を展開する」と息巻く。
志を同じくする市民有志も近く自費出版予定の「レッドデータブックかしま」に掲載して後押し。「在来種ではない新幹線に生息域を狭められようとしている」と紹介する。
長崎新幹線が出来ても博多からは20分しか時間が変わらないらしいのね。だから在来特急でもあんまり影響がないということらしいのよ。それよりも在来線を活用して地元の活性化をした方がいいと言うんだけど、もう手遅れって感じがしないでもないね。しかし絶滅危惧種なんて、随分ユニークな発想の市長さんだね。
海のまだまだ生きている海が目の高さに広がり、その向こうには雲仙の山がゆったりと横たわり、海岸線を走る路線こその魅力です。かの昔、肥前大浦から鹿島まで3年間、多感な高校時代はまさにこの車窓から見る景色が、ドラマティックにさえ
書き換えてくれました。今日本に必要なのは、時間を急ぐだけでなく、もう一度ゆったりともう一度まわりを見回したりする余裕がいるのではと思っています。