博多駅で切り替え工事
JR九州など総勢620人を動員
九州新幹線鹿児島ルート博多-新八代間建設に伴うJR博多駅構内(在来線)切り替え工事が、1日夜から2日未明にかけて行われた。この工事にはJR九州と同社グループの施設、電力、信号通信関係社員ら総勢620人が動員され、約9時間に及んだ作業は予定通りに進められ無事完了した。
同駅は2005年(平成17年)10月から、新幹線ホーム建設に向けた準備工事を実施。切り替え工事は計5回行う予定で、今年6月までに在来線ホームを現在の5面10線から4面9線にする。新設する新幹線ホーム(1面2線)は、在来線の一部ホームを撤去した跡に山陽新幹線ホームに沿う形で設ける。
4回目の今回は配線変更工事がメーンで、1日19時に現地対策本部を設置。20時30分すぎから、5~7番線から段階的に線路閉鎖して作業を進めた。配線変更に伴い分岐器の新設やホームの一部改良、信号機移設のほか、ホーム上の乗車位置案内表示や発車標の移設も行われ、2日4時45分、すべての作業を完了した。この間、普通、快速5本を運休(部分運休含む)した。
いよいよ九州新幹線も博多駅の工事。もう先が見えてきた感じね。こういう大規模な工事もトラブルなしで行なわれたのも立派よね。よく切り替え工事でトラブルが発生するもんね。開業したら博多駅もだいぶイメージが変わるでしょうね。