JR九州
肥薩線にSL復活
熊本-人吉間 09年夏、運行開始めざす
JR九州は22日、2005年(平成17年)8月まで「SLあそBOY」(豊肥線熊本-宮地)として運行した58654号機を改修し、復活させると発表した。2009年夏から肥薩線熊本-人吉間で運行開始を目指す。
同SLは、1922年(大正11年)11月に製造され、75年(昭和50年)3月、人吉機関区を最後に引退。その後、肥薩線矢岳駅構内で保存されていたが、ファンらの要望に応え、88年8月28日から「SLあそBOY」として復活し、約17年間活躍した。
晩年は車体の損傷が激しく、急勾配で自力走行ができなくなり引退を余儀なくされた。今回の復活に当たり同社では、特に傷みが著しい台枠を新製するほか、ボイラー、コンプレッサー、注水器などを修復。客車3両もリニューアルする。総投資額4億円(うちSL車体改修費2億5000万円)。
SLの復活運転は、週末やゴールデンウイーク、夏休みなどを中心に、熊本-人吉間で1日1往復する計画。所要時間は片道2時間30分程度。
同日の定例会見で、石原進社長は「SLは鉄道の象徴として人気が根強く、熊本エリアの観光の魅力付けにもなる。2011年春に全線開業する九州新幹線の利用促進にもつながると期待している」と述べた。
あそBOYが復活!よくぞ蘇ったって感じですね。老朽化で傷みが激しいという理由で引退したSL。九州新幹線のからみもあっての復活かもしれないけど、これって奇跡的な復活といってもおかしくないよね。これからまた走れるなんてちょっぴり嬉しいです。出来るなら本州も走ってもらいたいなと思うけど、それは無理なんだね。
亦懐かしい姿にお目にかかれます、矢岳のループは無理でしょうねー
今浜松にいますが5月の最終休日(30~31日)に伺います。