水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

雪組「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」

2020-01-11 | 雪組

少し時間が経ってしまいましたが雪組公演初見の感想を。

そう言えば娘が今日も大劇場に行ってますが、だいもん(望海風斗)の卓上パソカレが無い~と連絡してきました

通常のパソカレは確認してませんが、卓上の方は再入荷は無いと言われたらしいです。

オンラインショップでは、パソカレも卓上パソカレもSOLD OUTしてます。

卓上の方が少なめなのかもしれませんが、まだ1月初旬なのに売り切れてるの初めて見ましたよ

梅田にも無くて、結局博多にあったのを送ってもらうことになったようです、お騒がせ

ネタバレあります。

 

 

 

 

 

 

初見を見終わった感想はですね、まず

「小池先生、“アマポーラ”どうしたん?」

でした

だって~、映画は見たことないんですが、映画で使われて有名なのは知ってたので。

綺麗な曲ですよね。宝塚でもショーで使われてたことはあると思うんですけど。

っていうかもしかして、映画の音楽が使えなかったみたいですね残念だなぁ~。映画音楽の評価も高いと聞いていたので。

 

だいきほ(望海、真彩希帆)の歌は素晴らしいですけど、今回曲がイマイチな印象なんですよね。後に残らない。

アマポーラは著作権切れてるはずだし、真彩ちゃんが歌わなくてもBGMとかで使えなかったのかなぁ。

ちょっとノスタルジックで気だるげで、雰囲気出たと思うんですが。

それか大胆アレンジして、デュエットダンスに使って欲しかったわ

 

作品としては深くて苦くて大人な作品だなと思います。

バイオレンスでエロくてエグイ場面が山盛りな大作映画を、宝塚的にソフトに上手くまとめてたと思います。

さすがイケコ氏原作ファンには物足りないかもしれませんけどね。

 

あと1幕の終わり方が新しいいつものイケコ氏じゃないどうしたんってなりました

あそこはもっと濃くなるでしょうね~なんたって、だいもんだし

 

あんまり書くと思いっきりネタバレになってしまいますが、翔くん(彩凪翔)が今回もイイ仕事してました。

出番はそんなに多くなくても、しっかりと記憶に残りますね、さすがスター様やなって思います

最後に攫ってっちゃったもんなぁ、ビックリしました。で後から思い返すと、成る程そう言えば、と思えます。

翔くんと咲ちゃん(彩風咲奈)の絡みが彩彩ファンは嬉しかろう小池先生狙ったんですかね

 

後はやっぱりキャロルですね。あーさ(朝美絢)のお芝居がすごくいい。

本当は男役で見たかったんですが、これは仕方ないか、と思えます。

プロローグとフィナーレは男役で出てます。

プロローグはハットをかぶってますけど、すごくイイ位置にいるのですぐわかります。

あーさのファンへの配慮ですよね

 

映画とは設定も含め、かなり変えてあるみたいですが、見た目は強そうなのに健気で可愛い。

咲ちゃんマックスを本当に愛してたのよね

晩年のキャロルのお芝居には泣かされました。

 

だいもんがまだそれほど濃くなかったので、群像劇な印象の方が強かったです。

キャラクターや背景がしっかりしてますからね。薄っぺらくない。

それぞれの愛や人生を対比して考えると、どんどん深くなってハマっていく感じがします。

あとを引くんですよね。じわじわ想像やら妄想やらが広がっていくところが、名作かなって思います。

 

これからもっと変わるかな?

次回は公演の後半なので、楽しみです。

コメント
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